南極地域観測隊のスケジュール
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11月25日(日曜日)に、第60次隊南極地域観測隊が成田空港を出発しました。2018年11月27日の朝日新聞に、45次観測隊で越冬、51次隊で隕石探査、登山、潜水、北極へも行った中山由美
(なかやま ゆみ)記者さんが執筆された記事が「いちから わかる!」コーナーに掲載されています。南極地域観測隊がどうやって南極に行くかについてや、南極で何を観測するかについてなどが分かりやすく説明されています。もし良ければ図書館などでご覧になってみてはいかがでしょうか?
せっかく探検の殿堂で働いているので、南極地域観測隊がどんなスケジュールで動いているのかをアバウトにまとめてみました。
大まかなイメージとしては…
○南極地域観測隊には、
夏隊と
越冬隊がある。
○夏隊と越冬隊は11~12月ごろに南極に到着する。
○夏隊は前年の越冬隊と一緒に、「しらせ」に乗って3月ごろに南極を離れる。
○越冬隊は、1年3か月間くらい南極に滞在する。
北半球の日本と、南半球の南極で季節が逆だったり、第〇次隊でも夏隊があったり、越冬隊があったりして詳しくないと混乱してしまいますよね。その年のスケジュールによって厳密には違うところもあるでしょうが、だいたいこんな感じで進んでいるんだな~というのがイメージが分かれば幸いです。
新聞の記事によると、第60次隊はオーストラリアで南極観測隊「しらせ」に乗り、12月下旬ごろ南極に着く予定だそうです。
そして次に「しらせ」が日本に帰ってくるときは、現在南極で過ごしている第59次隊の越冬隊と、第60次隊の夏隊の皆さまが一緒ということですね。
これから南極に向かう第60次隊も、いま南極で過ごしている第59次隊越冬隊のみなさまも
頑張ってください探検の殿堂から応援しています!
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