【展示】ダジック・アース

実はシロクマ派

2018年08月07日 16:59

ダジック・アースは、球体のスクリーンに、pcプロジェクタで地球や惑星を投影し立体的に表示できます。地球や惑星についての科学を楽しむために、学校や科学館、家庭で、地球や惑星を手軽に立体的に表示するプロジェクトで、京都大学大学院理学研究科の地球惑星科学輻合部可視化グループ(リーダー・齊藤 昭則先生)が中心になって進めています。

ダジック・アース
を使うことで…

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地球などの立体的なものを、地図のような平面ではなく、立体で表示するので正しい形で見ることができます。
(平面の地図だと、南極や北極は不自然に引き延ばされて途切れてしまう)
物体の地球儀とは違い、360度まわして見られる。
衛星から撮影された地球や惑星の様子、古地図などの色々なコンテンツが楽しめる。
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例えば、毎日の雲の動きを記録した地球を見てみましょう。
夏の日本周辺の雲の動きを比較したら、赤道付近の海面で発生した台風が日本に向かって来る様子がよく分かります。
反対に、冬を見てみると、台風自体は発生していても、大きく発達しなかったり、大陸の方に流れていきます。

ただ眺めるだけじゃなく、テーマや疑問を持って観察してみると、たくさんの発見ができます!

探検の殿堂では、現在複数のダジック・アースを展示しています。
一つは1階にある常設展示で、南極の昭和基地から観測されたオーロラを映し出しています。


2階の企画展『愉しみながらやれ!』でも、複数のダジック・アースをお楽しみいただけます。
一つは、地球だけでなく他の惑星などの色々な映像を大きなバルーンに順番に投影しています。

もう一つはこちら。このダジック・アースは、マウスパッドで自由に動かすことができます。


開館時は、南極の昭和基地で固定しています。
この白い光がオーロラです。しばらく見ていると、昭和基地周辺にオーロラが非常に良く表れていることがわかります。


これは偶然の結果ではなく、オーロラの観測しやすい場所を選んで昭和基地を設営されたそうですよ。

オーロラは、南極以外でも見られます。
ぜひこのダジック・アースを動かしてみて見つけてください


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