木彫りの西堀さん

実はシロクマ派

2018年12月25日 14:08


メリークリスマス!

『追求の先に…美を拓くものたち展Part6』でも展示していた西堀さんの肖像。西堀さんの像を触って年齢を当ててみよう!コーナーに参加してくださった来館者のみなさま、ありがとうございました。心なしか、以前よりも西堀さんの像も輝いているような気がします。

こちらの肖像は、西堀さんが喜寿を迎えたお祝いとして制作されたもの。
つまり正解は……『77歳』でした!!

年齢をピタリと当てられた方は…


残念ながらいらっしゃいませんでした


難しい問題だったようです。みなさん、かなりおじいちゃんっぽいなという所までは推察していただいていたようなのですが

しかし!おひとり、ニアピン賞の76歳を当ててくださった方がいらっしゃいます。
ニアピン賞をゲットされた方には、探検の殿堂オリジナルグッズをプレゼントいたします!!追ってご連絡いたしますので、楽しみにお待ちください。おめでとうございます。

---------------------------------------

肖像の作者は北出照治(きたでてるじ)先生。岐阜県飛騨地方で生産される一位一刀彫(いちいいっとうぼり)という手法で作られた木工作品です。材木であるイチイの木目や色合いをそのまま活かしてあるのが特徴です。西堀さんの肖像も、眼球やあごに丁度木目が現れています。

書籍『西堀榮三郎選集 別巻 人生にロマンを求めて 西堀榮三郎追悼』には、北出先生が肖像制作の依頼を受けた経緯や、制作にあたり何度か西堀さんとお会いされたときの様子などのお話しが掲載されています。この書籍は、生前の西堀さんと交流のあった方たちからの追悼文で構成されており、色々な西堀さん像が知れる資料でもあります。



関連記事