日本人として初めて南極を探検した男、白瀬矗(しらせのぶ)。
実は、クイズ番組などの影響もあってか、ちまたで大人気なのです。
ツイッターとかで検索すると、若い(と思われる人々)が白瀬矗の話題で盛り上がっていて、私はとても驚いた。
そして今年は、白瀬矗の生誕160年の年!
白瀬矗は知っていても、白瀬さんと西堀榮三郎の意外な関係はご存じない方も多いのでは?
白瀬さんがどうやって、どんな人たちから影響と支援を受け、南極へと至ったのか。
そしてその行動は、西堀榮三郎(初代南極越冬隊長)をはじめとして、次の世代へとどう繋がっていったのか…
生誕160年を記念して、ミニ企画展示を行います。
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西堀語録のひとつに「馬鹿と大物が新しいものを作る」という言葉があります。
白瀬矗(しらせのぶ)中尉は、人から無謀な計画だと言われても探検への情熱を失わず精進を続け、大隈重信という大物の支援を得て日本人として初めて南極を探検しました。
西堀榮三郎は11歳の時に白瀬の探検報告会を聞き、以来南極への夢を抱き続け、54歳になってその夢を叶えます。
このミニ企画展では、白瀬から西堀への流れだけではなく、白瀬が影響を受けた人物や、西堀の南極観測当時に尽力した人々とのつながりを紹介します。
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■展示内容
●展示①:白瀬矗ってこんな人
『南極記』 『探検ものがたり 南極と北極』(白瀬矗の著作)
●展示②:白瀬を中心とする南極探検に関わった人々の相関図
開南丸(※)の旗(ミニチュア再現) ※白瀬が南極探検に使用した船
●フォトスポット
白瀬の探検隊の小旗を持って、イラストの白瀬矗と一緒に記念写真を撮影しよう。
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■展示会期_令和3年4月25日(日)まで
※休館日:月・火曜日、国民の祝日、1/13(水)、2/24(水)
■開館時間_午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
■場 所_1階・西堀榮三郎記念室 ミニ企画展コーナー
■入 館 料_大人300円 小中学生150円
※ただし、東近江市民と障害者及びその引率者は無料