季節外れのメダカ観察

実はシロクマ派

2019年11月14日 18:09

かねてより探検の殿堂で育てていたメダカたち。最初は9匹いましたが、環境が合わなかったのか、気が付くとどんどん天に召されて、生き残りはわずか1~2匹に。その後、近所のメダカ名人から雌雄のメダカを追加でゆずっていただいて、合計4匹のメダカを大事に育ててきました。

そして、時間はたち…

せっせとメダカの餌をやり…

卵を産めば、別の水槽に分け…


われわれはメダカの繁殖に成功しました。
繁殖し始めると止まらず、数えきれないほどのメダカたちに恵まれました。
(これでも減ったほう。むしろこれ以上増えたら養えない!と悩むくらいでした)


すっかり寒さも厳しくなったこの頃。
近所のメダカ名人が「体が大きくなっていないメダカでは、寒さの厳しい冬を越せない!」とアドバイスをくださったので、繁殖したメダカたちを室内に避難させました。


不思議なもので、目につく場所にいると、メダカのことがめちゃくちゃ気になるんです。(いままで、ちゃんと世話をしていたのはマイボスくらい…)

「水が汚れている気がする…」
「メダカ大がメダカ小をいじめている(ように見える)」
「水槽に対してメダカの数が多すぎる気がする」
などなど…

気になったわれわれは、メダカの水槽に赤玉土※を入れることにしました。
※赤玉土…園芸用の土で関東ローム層の火山灰が積み重なってできた赤土、らしいです。


慎重に赤玉土を水槽に投入。

かなり丁寧にやっても、水槽の中に濁りが広がります。
底いっぱいに投入するころには、水は完全な茶色になってしまいました。(濁った水槽の写真を私はなぜ撮影しなかったのでしょうか?わからない)





休館日明け、おそるおそる見てみるとそこには…

美しい水が!!

やった~~

こころなしかメダカも元気な気がします。


少し季節外れのメダカをお楽しみくださいと言いたいのですが、赤玉土を入れたらメダカが見にくくなりました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

飼育しているメダカを観察していると、生まれる順番って大事なんだなぁと思います。飼育されている場合、受精卵を別の水槽に移さなければ、ほとんどの卵が親メダカに食い尽くされるのですが、先に生まれたメダカはその分だけ大きく成長するので、取り分けた受精卵を食べたり、ふ化したばかりの兄弟メダカを食べたりします。水槽を室内に移動させた時には、水面付近で漂っていた3~4ミリくらいのベビィたちも、すこし目を離した間に消えてしまいました


関連記事