太陽の撮影

実はシロクマ派

2020年06月18日 18:26


いよいよ部分日食観測イベントが近づいてきました。
梅雨突入でどうなることかと思いましたが、どうやら当日は晴れそうで一安心。

さて、上の動画はスマホで太陽を撮影したものです。
太陽観測用のフィルターを使ったら、眼球や機材を傷めることなく安全に観測・撮影できます。このフィルターを使って太陽を実際に見てみたんですが、肉眼で見たらそりゃ感動しました。太陽が欠けてるを実際に目の当たりにしたら、私はどうなってしまうのか。

どうなってしまうのか…
1918年の皆既日食がきっかけで、天文の学術的研究に目覚めた西堀榮三郎のようになってしまうかもしれません。

それくらいのインパクトがありますな




どうやって撮影したのかを紹介しましょう。
こちらはスマホに取り付ける望遠レンズ。
この日食観測イベントのために購入したおニューのレンズです。普通のスマホだと、太陽は遠すぎて撮影できないので、このレンズを使って18倍までズームできるようになります。


そのままだとズームしただけなので、こちらの太陽観測用フィルターをレンズに取り付けられるように加工します。オール・紙製。


望遠鏡レンズに装着!!!


こんなふうに、クリップで簡単にスマホへ固定できます。
長さがあるからか、スマホに取り付けると結構重さを感じます。
18倍にズームしているので、撮影で一番困るのが「手ブレ!!」。普通に手で持ってるだけだと、かなりブレブレな写真になるので、綺麗な写真を撮るなら三脚は必須。

イベント当日は、このフィルター付き望遠レンズを装着して、参加者さんが自分のスマホで太陽を撮影することもできます。
良い写真が撮れますように…と祈るばかりですが、いくつか注意点があります。

●スマホケースによっては、望遠レンズが装着できないこともあるので、ご注意ください。
●スマホの種類によって、カメラの位置が違うので、望遠レンズが装着できない場合もあります。
 
もしかすると、カメラ機能が優れていて、前面が全て有機ELディスプレイのようなスマホなら、望遠レンズなしでも、しっかり固定してズームする方が綺麗に撮影できるかもしれません


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