西堀榮三郎生誕100年記念特別フィギュア
資料整理をお願いしているTさんが凄いものを発見してくださいました。
ごらんください。
西堀榮三郎生誕100年記念のときにオリジナルグッズとして制作された限定フィギュアの第1号機!!
きちんと発泡スチロールで梱包されて、探検の殿堂の奥深くで大切にしまい込まれていた一品です。
(左)第一号フィギュア。(右)量産型フィギュア。
右は、探検の殿堂の受付横に置いてあるものですが、ピッケルは紛失してしまっています。
顔の比較です。
なんだか……人相における眉毛の重要性が分かります。
(左)は非常に凛々しいです。
アニメキャラクターなどデフォルメされていても顔の再現は神経を使う(目の位置が数mmズレるだけで、なんか違う感が出てしまう)ので、実在の人物をフィギュア化して本人に似せるのはめちゃくちゃ難しい作業だったでしょう…。
アイプリントではなく、筆で眉や唇を描きこんであるので、ペインターの苦労がしのばれます。
別個体の量産機榮三郎は全然違う人相をしている可能性が…
横から比較した写真です。
量産型(右)の方が身長が低いように見えるのは私の目の錯覚なのでしょうか…?熱などの影響で傾いたのかもしれません。
背面はとくに目立った違いはありません。
比較してみると第一号機だけあって、かなり気合を込めて制作されたことが伺い知れます。
約20年前に制作されたフィギュアですが、当時の制作技術なども加味すると、量産機を含めてこのクオリティで作れたのは凄いことだと思います。そのせいか、生誕100年特別フィギュアはアッという間に売り切れたと聞きました。
いまごろ、各地の榮三郎フィギュアはどうしているんでしょうか?
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