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Posted by 滋賀咲くブログ at

最後のおみくじ

昨日、お正月のミニ企画展が無事に期間満了しました。

短い間でしたが、ご来館いただいた皆さま。
ありがとうございました。
猫のたけしも、喜んでいることでしょう。

閉館後、「西堀語録おみくじ」を見てみると、そこには一つだけ残ったおみくじが。

なので、引いてみました。
今年初めて引くおみくじ。

一切のヤラセなし。

残り物には福があるというけれど…❓






なんと、大大吉でした。
ワーォkao01  

2020年02月03日 Posted by 実はシロクマ派 at 17:46南極へ行った猫 たけし

【東近江スマイルネット】アフロ高田さんが来襲


今日、探検の殿堂にアフロ高田さんという方がいらっしゃいました。
どうやら東近江スマイルネット所属のアナウンサー?の方のようです。東近江スマイルネットの「スマイルあらかると」という番組で、現在開催中のミニ展示『ネコのたけしがナビゲートする 昭和基地のお正月in1958』を紹介してくださるそうで、取材にいらっしゃいました。カメラマンさんとお二人でお越しくださいましたが、名前のとおり、アフロの方(左)です。

たけしもお二人に、すご~~くなついてました。足元でゴロゴロしはじめちゃったり。
残念ながら二人には、たけしの姿は見えなかったみたいなんですけど…


アフロ高田さんとお喋りしました。
恐るべきことに、何にも台本がありません。
当日が本番です。

私がろくな返答ができなかったのは、たけしの妨害のせいです。

アフロさんには、お正月遊びに用意した「福笑い・おみくじ・すごろく・射的」をすべてプレイしてもらいました。これは、福笑いをしているところですね。アフロさんはアフロなのに目隠しできるのかしら?という心配していたんですが無事に装着できました。

なんか面白い目隠し姿だったので、番組でその姿をぜひごらんください。


これは「とうぞくカモメ射的」を遊んでいる所。
「最初の何発かは外して、最後の挑戦で当てる」という流れでいきましょう!ということだったのですが、現実はうまくいかないものです。

発射!ミス
発射!ミス
発射!ミス

ちなみに、なぜとうぞくカモメ射的なのかというと、
実は、同じ缶詰・食べ物ばかりが続いて隊員のモチベーションが低下してしまう!ということで、西堀さんたちは南極に生息していた「トウゾクカモメ」を銃でハンティングし、バーベキューにして食べていた…という出来事があったからです。これは、そのエピソードにちなんだ遊びというわけです。

輪ゴムを弾代わりに飛ばすのですが、軌道にじゃっかんのクセがあります。やってみると、意外とハマってしまう魅力があるようです。

★★★★★

西堀さんたちが過ごした南極でのお正月を参考につくった『新春すごろく』では、アフロさんとマイボス、私でクリアするまで実際に遊んでみました。たぶん、すごろくについては番組内で上手に説明してくださるでしょう(他人任せ)

物だけの撮影も含めて収録時間は、だいたい3時間半おこないました。

長い時間の撮影をおこなってくださったスマイルネットのお二人には感謝です。
ありがとうございました。

予定放送時間は、6分だそうです。  

2020年01月17日 Posted by 実はシロクマ派 at 22:25日常南極へ行った猫 たけし

おみくじ箱作り

月曜日に開催されたロボカップジュニア京滋奈ブロック大会。こちらのブログで試合結果が掲載されています。みんなは試合の中でどんな経験をしてきたのでしょうか?残念ながら選外になったとしても、自分の課題や目標が達成できて、つぎに繋げることができれば、それは大収穫だと思います。

みなさん、おつかれさまでしたkao05

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


さて、お正月から開催している『ネコのたけしがナビゲートする 昭和基地のお正月in1958』ですが、関連イベントの一つに「西堀語録おみくじ」というのをやっています。くじには、運勢と西堀さんが残した語録が載っています。このおみくじは無料なので、運試しにぜひ引いてみてください。(私はまだ引いてません)

せっかくおみくじをするので、専用のおめでたい箱が欲しい!と思いつつ、ちゃんとした抽選箱を買おうとすると結構なお値段がして断念kao04
というわけで今日は、おみくじの箱をどうやって作ったかを書いておきます。


まず、手ごろな大きさのダンボールが無いか職場を漁ります。
とにかく箱がないと始まりません。
幸運にも、良い感じのダンボールが見つかったので、カッターを使って穴を開けます。穴は、そこらへんにある丸いもの(お椀とかテープ)を使ったと思います。


実際に穴のなかに手をいれて引いてみる真似をしたら、穴から、思いっきりダンボール!!って感じの内部が見えて幻滅したので白紙で四方を養生。


ガムテープで補強しながら組み立てていきます。
穴をあけた分、強度が低くなってすぐにボロボロになりそうだなと思ったので、ダンパネを使って厚みを作って補強しました。先に補強してから組み立てたほうが作業はやりやすいものの、手順を決めずにフィーリングでやっているため、後の祭りです。


ダンパネで穴部分を補強したもの。ずいぶん厚みが出てます。


箱の形が完成したら、後はデコるだけです。
ダンボール面+のりしろ部分の大きさを計算しして、A3サイズの厚紙に出力します。今回は赤色の背景色や猫のたけしのデザインにします。印刷出来たら、紙を切って、両面テープを使って貼り付けます。
ダンボールの面を定規で測っても、意外と歪んでたり、平行でなかったりするので、そんなに厳密でなくユルイ大きさで大丈夫。むしろちょっと大きめに印刷するほうが、なにかと上手くいくかと。

この調子で、側面のダンボールにも紙を貼り付けたらOK。あとは、ハレパネでつくった丸い看板?飾り?を取り付けて、金色や銀色のメンディングテープで失敗した場所を隠す派手に飾り付けたら、完成です!

以上、手作りおみくじ箱づくりでした。  

2020年01月15日 Posted by 実はシロクマ派 at 13:58南極へ行った猫 たけし

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
2020年になりましたね。
今年もよろしくお願いいたします!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆


1月5日(日曜日)からお正月のミニ展示が始まります。

チラシの写真は、昭和基地でお正月を迎えた初代越冬隊が日本へ送る記事用に撮影されたものです。初代越冬隊が勢ぞろいしたこの写真の中に、猫のたけしも一緒に映っています

探してみてくださいkao05

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

非公式ブログも1月5日以降に活動を再開しようと思います。
みなさまもお正月休みを楽しんでください。

風邪には気を付けて~  

2020年01月01日 Posted by 実はシロクマ派 at 13:19お知らせ南極へ行った猫 たけし

メイキング オブ 福笑い


こちらの、きらめく瞳がまぶしい男性は、西堀榮三郎。日本による初めての南極地域観測事業で、初代越冬隊長をつとめました。

なにかいつもと違うような…と思ったあなた。

そう、これは西堀さんの福笑いkao01

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年明けから始まる『ネコのたけしがナビゲートする 昭和基地のお正月 in 1958』では、西堀さんたち初代越冬隊が迎えた当時のお正月の様子をご紹介するだけでなく、おみくじや福笑いなどのお正月にちなんだ関連イベントもやります。
今日は、その一つである西堀さんの福笑いを作っていたので、作業の裏側をお見せしますね。こんなふうに作ってるんだ~と思ってもらえればicon14


まず最初に福笑いの土台になる顔を用意します。完全にのっぺらぼうで、ちょっと怖いですが気にしてはいけません。※試作段階では、西堀さんの写真そのものを使ってたんですが、それはもっと怖かった。実写はハードルが高すぎたのでイラストにしました。

そして顔の裏面に、マグネットシートなるものを貼り付けます。マグネットシートを貼りつけたら、磁石がくっつくようになる…、のですが、磁力が弱いからか、土台をラミネートするだけでも貼り付けた磁石がポロポロ落ちてきます…。なので、厚紙そのままでいきます。


次に顔のパーツを用意します。ちゃんと西堀さんに似せたパーツもありますが、いろいろ種類があった方が楽しいかも、ということでパーツ増量!

まず、パーツごとに分けたイラストを一枚の紙に印刷して、出来るだけ白地が少なくなるようにカット。そしてラミネートします。その後、ラミネート部分が少なくなるように綺麗に切り落としてきます。

これでパーツは用意できましたが、このままだと土台にマグネットシートを貼り付けた意味がありません。机の上だけで福笑いをするなら良いのですが、今回は土台を縦にした状態でもパーツをくっつけたり、外したり出来るようにしたいので、パーツの裏側に磁石を貼り付けていきます。ハサミで切れる磁石を使いましょう。


パーツの裏側に、カットした磁石(黒いやつ)を貼り付けた様子。
これが、一番時間がかかる…kao08
特に、眉毛とか。
なぜ、こんな細いパーツにしてしまったのか。
ひたすら磁石をカットして、両面テープで接着。

中には磁力が弱くなっている磁石があったりして、土台に貼り付けてもポロッポロ落ちるicon15インターネットによると「めちゃくちゃ強い磁石にくっつける」と磁力が復活すると書いていたので、事務所に封印されし伝説の磁石を使ったりしたのですが……、ダメだった。大人しくやり直します。

そして完成へ


ひととおりパーツが揃ったので、試しにマイボスにやってもらいました。





(^_ν^)

ふはは

少しパーツの位置がズレただけで、まるで別人に!
顔の難しいところです。

磁石を貼る分、パーツに厚みが出来るので、福笑いとしてはイージィな部類だと思います。紙のパーツを切っただけのペラペラ状態で試しにやってみた時は、あまりの難しさでクリア?不可能だと思いましたが、これなら誰でも気軽に楽しめます。


メガネ無いバージョンも。どなたでしょうか?
実際やってみると、案外楽しいicon06なんとも言えない愛嬌のある表情になったりして、新しい発見になります。あっ、意外とこの配置って可愛いじゃん!とか、こういう配置だとこんな印象になるのね〰とか。


ちなみに福笑いの元絵verはこちら。使ってるパーツはおんなじです。

この福笑い、わざわざ磁石でくっつくようにしたのには、ちょっとした理由があります。またそちらもご紹介しますね。
お正月はぜひ探検の殿堂で福笑いをお楽しみください笑笑笑

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今回は展示に使用することもあり、ラミネートやマグネットシートを使いましたが、ご家庭で遊ぶ場合、厚紙とハサミさえ有ればオッケー!顔の枠だけ、鼻だけ、というふうにパーツだけ別に描いてしまえば後は切るだけ。

みなさんもお正月休みに試してみてはいかがでしょうか?  

2019年12月13日 Posted by 実はシロクマ派 at 20:02南極へ行った猫 たけし

南極に行ったネコ たけし

とうとう12月になりましたね。
探検の殿堂では、年明けの1月4日(土曜日)から2月2日(日曜日)まで、西堀記念室で『ネコのたけしがナビゲートする 昭和基地のお正月 in 1958』を開催します。クリスマスをすっ飛ばし、最近はこの展示の準備をコツコツと進めていました。

物資も乏しく、限られた環境である南極で、初代越冬隊は1958年のお正月を昭和基地で迎えました。迎えの「宗谷」は氷に阻まれ、いつ次の隊に交代できるのか、そもそも交代できるのか?という不安な毎日が続く中でも、楽しむ心と創意工夫の精神を忘れなかった隊員たち。そうした当時の様子を、彼らと一緒に南極で越冬したネコ・たけしに案内してもらおう!というのが目的です。

そうだ。
南極に、ねずみはいないが、猫はいた!!
今回は展示のナビゲート役になってもらったネコ、たけしが、なぜそもそも南極に行くことになったのかについてみなさんにご紹介します。







南極観測船「宗谷」には、犬ぞり用の樺太犬や、西堀さんが持ち込んだカナリヤなどが一緒に乗っていました。しかし、ネコを連れていく予定はありませんでした。それがなぜ「宗谷」に乗りこんだかというと、地質・犬ぞり担当だった菊池徹(きくち とおる)隊員に、とあるご婦人が縁起物として生後まもないオスの三毛猫を手渡したから。

日本による初めての南極観測です。日本国民の多くが注目し、「宗谷」出航の日には、港に見送りの人が溢れました。まさに出航直前というとき、とつぜん差し出された子ネコを、菊池隊員はそのまま上着のポケットに放り込み…、というわけです。

予定にない子猫が乗船しているとなったら驚きそうなものですが、後に「たけし」と名付けられる子ネコは、みんなに可愛がられながら、船上ですくすくと成長していったのです。

子ネコを持ってきた女性は誰なのか、生後まもないオスの三毛猫をどこから連れてきたのか…、それらは謎に包まれたまま。

たけしは越冬隊員たちの手記などにも登場しています。
中でも、設営・報道担当だった藤井恒男(ふじい つねお)隊員が書いた『実録 南極物語 第一次越冬記者の回想』には、今回の「菊池隊員がたけしが手渡された時のエピソード」なども掲載されています。藤井隊員は越冬当時、「わが輩は南極のネコである」という連載物の新聞記事を日本に送っていたので、ネコのたけしは意外と有名人(ネコ)だったのかもしれません。




みんなに可愛がられるあまり、ぱんぱんになったたけし。

生まれたばかりで南極観測船に乗りこみ、昭和基地での越冬まで経験するなんて、激動のネコライフを送ってる!と私は思ったのですが、日本での生活や環境を知らなかったからこそ、たけしにとっては「宗谷」や南極が自然な環境だったのかもしれないな~とも考えてみたり。

来年1月からの展示では、すごろくやおみくじなどの昭和基地のお正月にちなんだ体験もあります。ぜひどうぞ~  

2019年12月02日 Posted by 実はシロクマ派 at 22:10マンガ・イラスト南極へ行った猫 たけし