あの人に会いたい 西堀榮三郎

西堀榮三郎


みなさんご存じのNHKさん。
現在放送される番組を制作するだけでなく、過去に放送された莫大な映像やニュースを保存し、集まった映像音声資料を、テーマ別にダイジェスト映像化して公開するということもされています。

その中に、「あの人に会いたい」というコーナーがあります。これは歴史に残る著名な人々の叡知の言葉を今によみがえらせ永久に保存公開する「日本人映像ファイル」を目指す番組だそうなのですが、そこに西堀榮三郎さんが登場しています。

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NHK人×物×録
あの人に会いたい 自ら経験することで役に立つ知識が得られる

【番組キャプション】
真空管製造の技術者であり、日本の山岳界の礎を築いた探検家でもあり、「雪山賛歌」の作詞者としても知られる科学者。常に新しいもの、未知のものに興味を持ち、第一次南極観測越冬隊長を務めた西堀榮三郎が、リーダー論や、冒険心・探求心、そして「十年一節説」について語る。※サイトからの引用

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番組では、初代越冬隊長としての西堀さんの活躍を紹介したあとに、船上での西堀さんへのインタビュー画像も見られます。

このインタビューされている西堀さんは個人的に思い出深い姿です!
というのも、この船長姿?の西堀さんは、私が探検の殿堂に来てから初めてちゃんと観察して描いた西堀さんだからです。

それが一番上のペンで描かれた画像です。

鼻と顎の特徴は、この時発見したんでしたっけ。

あぁ、懐かしい!!

(私が船長姿の西堀さんを見たのは、「プロジェクトX」だったように思うので、そこからの引用映像なのかもしれませんね)

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ちなみに、色々な分野に興味・関心をもった西堀さんですが、船や航海にも触手を伸ばしていました。晩年には、息子さんたちと一緒に木造のヨット「ヤルン・カン号」を手作りして、北極から南極へ航海する計画を立てました。残念ながら、地球縦断の旅は叶えられませんでしたが、木造ヨット「ヤルン・カン号」は無事に完成し、海を走りました。

もしかしたら、動画で西堀さんがインタビューしているのは「ヤルン・カン号」の上なのかも。

その後、ヤルン・カン号は探検の殿堂の前にある馬堤溜のほとり(?)で実物が展示されていたそうです。海を走らせないと船は傷むそうなので、何年か後には解体されて、記念としてヤルン・カン号の精巧な模型が制作されました。

その模型は、現在、探検の殿堂でご覧いただくことができます。


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2020年05月01日 Posted by実はシロクマ派 at 11:02 │マンガ・イラストお知らせ