今日のしらせ

今日のしらせ@探検の殿堂ライブカメラ
システム更新された昭和基地のライブ映像カメラ。今日見たら、以前とは違う「しらせ」の姿が映されていました。
これは「しらせ」が移動したりして、カメラの位置を変えたのか、ズームしたりしてるのでしょうか?
おそらく、できるだけ「しらせ」の姿が映るように調整してくださると思うので、南極を去るまでに色々な姿が見られそうで楽しみ

ちなみに、これは「しらせ」の後ろ姿です。
おしりには、「しらせ」のかわいらしい文字が書かれてるんですね~

こちらは6時ごろの「しらせ」。
朝は快晴だったのに、10時には雪がチラついています。
南極の天気は変わりやすいのかも。
ところでみなさん。
上の二つの画像を見比べてみると、何かが違うと思いませんか?
心なしか上の方が画像がきれいじゃないですか??
いままでずっと、ライブカメラが映し出されているテレビ画面を、カメラで撮影したものをご覧いただいていました。だから画面が反射したり、なんだかウネウネしたのが写りこむこともありました。
しかし
この映像は、一度パソコンで受信したものをテレビに映し出しています。
それなら、わざわざカメラで撮影する必要なくない?
パソコンからスクリーンショットを撮影すれば、もっと綺麗なもの撮れるのでは?
2年目にしてようやく気付いたわたし…

さっそく、今日試しにやってみました。
やっぱり、写メ(死語?)より断然綺麗です。
これからも、美しい昭和基地の姿をお届けしようと思います。
お楽しみに

しらせ到着!!

令和元年12月30日に61次隊を乗せた「しらせ」が南極の昭和基地に到着しました。国立極地研究所の昭和基地NOW!!のページでは、「しらせ」が到着して、隊員たちが感動の再会を果した様子の写真も公開されています。
上の写真は、現在南極にいる「しらせ」です。
オレンジ色の「しらせ」がとても映えてます。
この真っ白い氷原を砕いて、ここまで来たなんて…
「砕氷船」とは聞いていたものの、船というより重機のようです。
ところで
上の「しらせ」は、探検の殿堂に設置してあるライブカメラ映像を撮影したものです。
これまでも、昭和基地のライブ映像をお知らせしてきましたが、あちらのシステム更新によって、
カメラに映し出される場所が増加
カメラの画質が向上して大変美しい映像で見られるようになりました!!

これまでのライブカメラ映像で見ていた場所も変わらずにご覧いただけます。
朝6時ごろの管理棟屋上からの様子です。

朝早くに、さっそく活動している人がいます。

これはおなじみの天測点カメラ。
注目は、画面中央右よりに、何かの基礎が出来つつあることです。ここは、2年前のカメラ映像では、重機を使って雪かきをしていた更地でした。というか、去年11月の時点でも何も無いような気がするのですが…
いったい、いつ作業したのか?
そして、これは一体なんなのか?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回ご紹介した3つの景色以外の映像も配信されています。
綺麗になったカメラ映像で、どんな南極の様子が見られるのか、今から楽しみです

ぜひ実際のモニターでもご覧ください。
昭和基地に人影あり
探検の殿堂で見られる、昭和基地のライブ映像。これまで、雪上車や除雪作業をする重機、去っていくスノーモービルなど、とりあえず画面に動くものがあればお知らせしてきました。このたび、ついに、機械に乗っていない生身(?)の人間が活動しているのを発見しました。
分かりましたか!?
黒い影が、灰色の建物に入りました。
秒刻みの動画なのと、基地周辺の雪が除雪されて地面が露出しているので、少しわかりづらいかもしれません。
最初、指さしている場所に、歩いている人かげが確認できます!二本足で歩いているのが良く分かります。
そして、そのまま画面左端に消えていきました。
こちらも少しわかりづらいですが、手前の道を走っている人が見えます。早い…
基地が雪に閉ざされている期間は、こうして人が野外で活発に活動できるとは到底思えない環境でした。しかし、こういう場面を見ると、確かに南極も夏を迎えているんだな~というのが実感できますね。
分かりましたか!?
黒い影が、灰色の建物に入りました。
秒刻みの動画なのと、基地周辺の雪が除雪されて地面が露出しているので、少しわかりづらいかもしれません。
最初、指さしている場所に、歩いている人かげが確認できます!二本足で歩いているのが良く分かります。
そして、そのまま画面左端に消えていきました。
こちらも少しわかりづらいですが、手前の道を走っている人が見えます。早い…
基地が雪に閉ざされている期間は、こうして人が野外で活発に活動できるとは到底思えない環境でした。しかし、こういう場面を見ると、確かに南極も夏を迎えているんだな~というのが実感できますね。
最近の昭和基地

少し前の動画ですが、昭和基地恒例の雪かきの様子です。左からくる重機と、奥から雪を運んでくる重機の2台体制でやってます。こういう雪かきも無線を使って事故がないように確認しあっているんでしょうね。
なんとなくデジャブを感じると思ったら、去年も同じ時期にブログで白夜について話していました

2018/12/19
こちらは昨日の昭和基地、午前2時58分のライブ映像です。今の日本なら真夜中・真っ暗闇の時間のはず。こうして一日中太陽が沈まない現象のことを「白夜」(びゃくや)と言うそうです。反対に一日中太陽が昇らない現象は「極夜」(きょくや)だそうです。
ブログを見返すと、国立極地研究所さんが公開されている、南極観測船しらせが今どこらへんを進んでいるかが分かる「進め!しらせ」のページを紹介していたので、ひさしぶりに確認してみると
Google MapからGoogle Earthに変わってました
20日は、インドネシアのマカッサル海峡あたりを進んでいるようです。また、飛行機で移動している「セレロン地質チーム」の足取りも見られます。こちらは足跡を示す黄色い線が南極に到達していたので、一足先に基地に到着しているのかもしれませんね。
ぜひ一度ごらんください。
トウゾクカモメの郵便屋さん

いよいよ この日が やってきました。
みんなが出した 南極ゆうびんが 探検のでんどうを しゅっぱつする日です。
「みんなのハガキを たくします
どうか ぶじに とどけてください」
すると トウゾクカモメのゆうびんやさんは こう言いました。
「おまかせください
かならずや あてさきに 届けますとも
かんそくたいいんの みなさんも います
まずは しらせ に ごうりゅう します」
そう言って げんきに しゅっぱつ していきました。
ZEVEXがやってきた!
「ゼロ・エミッション」とは、排気ガスなど環境を汚染する物質を排出しない動力・仕組み・エネルギーのこと。そんなゼロ・エミッションで走るオフロード4WD電気自動車で、なんと南極点走破を目指す「ZEVEX」(ゼベックス)が、走行テストをするために、現在、東近江の「すこやかの森」にやってきています!!
ZEVEXさんの公式サイトはこちら
私もお邪魔させていただいたので、その様子をお伝えします。
長年、南極点走破を目指して活動を続けてきたZEVEXさん。
(平成23年10月に発行された東近江博見伝によると)道なき道を走る技術を確立するために、4WD車を使ってジャングルなどを走破する競技の途中、車から出る油によって川が汚されていることに気づいたことが、ゼロエミッションを目指すきっかけになったそうです。
実際にこれまで、北海道や間宮海峡、ロシアなどでアタックを続けてきました。
特に間宮海峡は、気温や太陽の入射角といった環境が、夏期の南極に似ているそうです。
(チャレンジは南極の太陽が沈まない時期に行われるので、本来ならライトはいらないのですが、本日からの走行テストのためにライトを取り付けたそうです。)
バッテリーが入っている箱の中身を見せていただきました。
最初ARC-2を見た時、車体の屋根部分にある太陽パネルがバッテリーを充電するのだと思いましたが、実は、屋根のパネルはヒーターを動かすためのもの。
ご覧の通り、この箱は二重底になっており、バッテリーの下にはヒーターがあります。
使用するバッテリーは化学電池なので、あまりの低温環境だと使えなくなるからだそうです。
電池冷え過ぎ問題はドローンちゃんの記事でも出てましたね。
出発前に、バッテリーをフル充電した後は、以下のゼロエミッションエネルギーで南極点走破を目指します。
●太陽発電
●風力発電
●人力発電
太陽パネルと風車を使った発電は分かりますが、人力とはいったい……。
なんとARK-2は、自転車をこぐ力を使って発電する仕組みを搭載しているそう。
(ZEVEXさんのyoutube動画を見て、想像図を描きましたが、違っていたらすみません汗)
風力も太陽光もダメな時、これがあれば、ほんの少しでも前進が可能!
ちなみに、マイボスはこの自転車発電を体験したことがあるそうです。
そして、いよいよ…
…う、動いた!
全然、フツーの車のように走っている!!
これが、話に聞いていたゼロエミッション(排出物ゼロ)の車かと思うと感動

運転手以外は、基本徒歩で付いていくので、そこらへんも調整をされてました。
時速4キロメーターが予定の速度らしいですが、速度メーターが無いので、ついつい速度が出すぎてしまったりして運転も難しそうです。
走行テスト中も、道具が無くなったり、機械が動かなかったりと色々なアクシデントがある中、みなさん冷静に原因と解決法を考えてクリアされていました。
コード一つとっても、チームメンバーの手作り。すごい

お昼前に、小型発電機でバッテリーの充電。
充電中に初めてガソリンのにおいがしました。当たり前ですが、ゼロエミッション車は排気ガスが出ないので全然においがしません。私たちの生活で無くてはならない道具である車。今回の見学は、私自身が環境に与える負荷について考えるきっかけになりました。
2011年には、西堀榮三郎記念探検の殿堂で開催された、ゼロエミッションで南極走破を目指すZEVEXの探検活動と、その技術を紹介した企画展「4WD電気自動車で南極点に挑戦!」でもご協力いただいたZEVEXさん。
今回の走行テストが、吉報を呼ぶことを祈っています!!
明日、明後日と東近江のすこやかの森で走行テストをされていらっしゃいます。
もしご興味があれば、ぜひ見学されてはいかがでしょうか?
南極観測隊とガリ版
今日はお休みをいただいたので、東近江市にある『ガリ版伝承館』にお邪魔してきました。

ガリ版伝承館
【所在地】 〒529-1521 東近江市蒲生岡本町663番地
【開館時間】土・日曜日の午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
【開館日】 土・日曜日(ただし年末年始は休館)
【入館料】 無料
【ガリ版体験】300円(要事前予約)
※2019年1月20日現在の情報です。
ガリ版伝承館は、明治末に建てられた堀井新治郎父子の本家を改修したものです。
堀井新次郎父子は、明治時代にトーマス・エジソンのミメオグラフを参考に、謄写版(とうしゃばん)を発明したことで有名です。謄写版は、鉄筆を使って原紙を作成する時に「ガリガリ」という音がするので、「ガリ版」という愛称で日本で多く使われていました。
ガリ版伝承館には、東近江の地域おこし協力隊員として三崎尚子さんが2018年から就任されています。滋賀報知新聞社さんのサイトでは、三崎さんが書かれた記事がご覧いただけます。
お忙しい中、ガリ版伝承館やガリ版について色々と教えてくださいました。

中に入ると、ガリ版の歴史や、ガリ版印刷で使う道具、実際にガリ版で印刷された冊子やチラシなどが展示されています。撮影OKだったので撮りまくりました。
しかしみなさん、ぎもんにおもっているでしょう。
なぜ探検の殿堂(非)公式ブログでガリ版伝承館がとうじょうするのか。
なぜ記事としてあっぷしているのか
それは……

これです!!
南 極 新 聞 !!! (原 本)
実は、南極観測隊はガリ版を使って新聞を発行していたのです。
西堀さんたち一次隊の時は、砕氷船「宗谷」にガリ版があったものの、昭和基地までは持ち込まれませんでした。しかし、それ以降はガリ版が基地内に持ち込まれ、越冬中もこうやって南極新聞が発行されていたのです。

南極新聞では業務連絡以外にも、それぞれの仕事の紹介やコラム、面白エピソードなども掲載されていました。昭和基地の規模が大きくなるにつれて、仕事上の関わりが薄い人同士も出てきます。そんな中、南極新聞は仲間意識の芽生え
に役立ったとかなんとか…
(マイボスの話を聞いていた時のメモによるので、訂正が入るかもしれません。)
実際に読んでみたら、真水の節水をお願いする記事や、第44話を迎えた「オーロラ千一夜」、一次隊に参加した立見辰雄(たつみたつお)さんが書かれた基地建設に関わる記事など色々載っていました。
これは隊員たちの心の楽しみなるでしょうね~
ガリ版を作った人の字や絵からも人柄が感じられるような気がします。
展示を見終えた後は「ガリ版体験」をさせていただきました。

ポストカード大の紙に下書きを描きます。
せっかくなので西堀さんに登場していただきました。

次は下書きの上に、ロウ紙と呼ばれる特殊な原紙を重ねます。

そして「鉄筆」という道具で下書きの線をなぞって写し取ります。鉄筆には、鉄製の硬いペン先と、木やプラスチックで出来た柄が尖っている部分があります。下書きは、柄が尖った部分でなぞります。一応西堀さんが持ってるのが鉄筆のつもり。(鉄筆の写真取り忘れたアホ)

今度は鉄製のペン先を使って、写し取った下書きの線をガリガリ削っていきます。色が出るのは鉄筆で削った部分なので、この段階で文字などの形も整えました。せっかくガリ版伝承館に来てるのに、南極要素がモコモコ服しかなかったので、ペンギンを追加。もっとデカく南極!って書けばよかったカモ(;´∀`)

穴が開いている部分に印刷する紙をセットして、その上にロウ紙を固定!

ローラーに中性インクをつけます。
色は探検の殿堂のイメージカラーである紺色をお願いしました。

そしてロウ紙の上からローラーでインクを塗ります!
最初は色が出にくいので、何度か試し刷りをしました。

完 成 !!
Woooooo!!
初めてにしてはいい感じではないでしょうか!?

印刷を繰り返して原紙がダメになってしまうまで、何人もの西堀さんを生み出すことが出来ます。良いお土産になりますね~

印刷されたもののアップを見てみると、ほんのりドットのようにインクが乗っているのが分かります。
ガリ版は初めてでしたが…
すごく面白いです(*´▽`*)
わたしこれめっちゃ好き
今回は1色刷りでしたが、2色刷りをすることもできるそうです。
しかもTシャツをガリ版で印刷する体験もあるとか!
300円でこんなに楽しめるなんて、なんてサイコーなんでしょうか。
体験してみたら「ガリ版ってこ~ゆ~ものなのね!」というのが凄く分かりやすかったです。
木版画などのように反転して版を作らなくていいので、絵を描く延長線上でガリ版が作れるのが凄く魅力的
-----------------------------------------
昨年の5月ごろに、マイボスからガリ版と南極観測隊の話を聞いてから、ガリ版伝承館に来てみたいとずっと思っていたのです。なかなか予定が合わなかったのですが、ようやく実現しました。
みなさんも、ぜひガリ版伝承館をお訪れた際には南極新聞をご覧ください。
三崎さん、ありがとうございました!
ガリ版伝承館
【所在地】 〒529-1521 東近江市蒲生岡本町663番地
【開館時間】土・日曜日の午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
【開館日】 土・日曜日(ただし年末年始は休館)
【入館料】 無料
【ガリ版体験】300円(要事前予約)
※2019年1月20日現在の情報です。
ガリ版伝承館は、明治末に建てられた堀井新治郎父子の本家を改修したものです。
堀井新次郎父子は、明治時代にトーマス・エジソンのミメオグラフを参考に、謄写版(とうしゃばん)を発明したことで有名です。謄写版は、鉄筆を使って原紙を作成する時に「ガリガリ」という音がするので、「ガリ版」という愛称で日本で多く使われていました。
ガリ版伝承館には、東近江の地域おこし協力隊員として三崎尚子さんが2018年から就任されています。滋賀報知新聞社さんのサイトでは、三崎さんが書かれた記事がご覧いただけます。
お忙しい中、ガリ版伝承館やガリ版について色々と教えてくださいました。
中に入ると、ガリ版の歴史や、ガリ版印刷で使う道具、実際にガリ版で印刷された冊子やチラシなどが展示されています。撮影OKだったので撮りまくりました。
しかしみなさん、ぎもんにおもっているでしょう。
なぜ探検の殿堂(非)公式ブログでガリ版伝承館がとうじょうするのか。
なぜ記事としてあっぷしているのか
それは……
これです!!
南 極 新 聞 !!! (原 本)
実は、南極観測隊はガリ版を使って新聞を発行していたのです。
西堀さんたち一次隊の時は、砕氷船「宗谷」にガリ版があったものの、昭和基地までは持ち込まれませんでした。しかし、それ以降はガリ版が基地内に持ち込まれ、越冬中もこうやって南極新聞が発行されていたのです。
南極新聞では業務連絡以外にも、それぞれの仕事の紹介やコラム、面白エピソードなども掲載されていました。昭和基地の規模が大きくなるにつれて、仕事上の関わりが薄い人同士も出てきます。そんな中、南極新聞は仲間意識の芽生え

(マイボスの話を聞いていた時のメモによるので、訂正が入るかもしれません。)
実際に読んでみたら、真水の節水をお願いする記事や、第44話を迎えた「オーロラ千一夜」、一次隊に参加した立見辰雄(たつみたつお)さんが書かれた基地建設に関わる記事など色々載っていました。
これは隊員たちの心の楽しみなるでしょうね~

ガリ版を作った人の字や絵からも人柄が感じられるような気がします。
展示を見終えた後は「ガリ版体験」をさせていただきました。
ポストカード大の紙に下書きを描きます。
せっかくなので西堀さんに登場していただきました。
次は下書きの上に、ロウ紙と呼ばれる特殊な原紙を重ねます。
そして「鉄筆」という道具で下書きの線をなぞって写し取ります。鉄筆には、鉄製の硬いペン先と、木やプラスチックで出来た柄が尖っている部分があります。下書きは、柄が尖った部分でなぞります。一応西堀さんが持ってるのが鉄筆のつもり。(鉄筆の写真取り忘れたアホ)
今度は鉄製のペン先を使って、写し取った下書きの線をガリガリ削っていきます。色が出るのは鉄筆で削った部分なので、この段階で文字などの形も整えました。せっかくガリ版伝承館に来てるのに、南極要素がモコモコ服しかなかったので、ペンギンを追加。もっとデカく南極!って書けばよかったカモ(;´∀`)
穴が開いている部分に印刷する紙をセットして、その上にロウ紙を固定!
ローラーに中性インクをつけます。
色は探検の殿堂のイメージカラーである紺色をお願いしました。
そしてロウ紙の上からローラーでインクを塗ります!
最初は色が出にくいので、何度か試し刷りをしました。
完 成 !!
Woooooo!!
初めてにしてはいい感じではないでしょうか!?
印刷を繰り返して原紙がダメになってしまうまで、何人もの西堀さんを生み出すことが出来ます。良いお土産になりますね~
印刷されたもののアップを見てみると、ほんのりドットのようにインクが乗っているのが分かります。
ガリ版は初めてでしたが…
すごく面白いです(*´▽`*)
わたしこれめっちゃ好き
今回は1色刷りでしたが、2色刷りをすることもできるそうです。
しかもTシャツをガリ版で印刷する体験もあるとか!
300円でこんなに楽しめるなんて、なんてサイコーなんでしょうか。
体験してみたら「ガリ版ってこ~ゆ~ものなのね!」というのが凄く分かりやすかったです。
木版画などのように反転して版を作らなくていいので、絵を描く延長線上でガリ版が作れるのが凄く魅力的

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昨年の5月ごろに、マイボスからガリ版と南極観測隊の話を聞いてから、ガリ版伝承館に来てみたいとずっと思っていたのです。なかなか予定が合わなかったのですが、ようやく実現しました。
みなさんも、ぜひガリ版伝承館をお訪れた際には南極新聞をご覧ください。
三崎さん、ありがとうございました!
今日の昭和基地 〜衛星受信棟東カメラから〜

ここ数日、昭和基地からの映像が届かなかったのですが、今日は無事に映って一安心と思ったら!?
いつもと違うアングルからの映像が見られます。
国立極地研究所のサイトで確認したら、この映像は衛星受信棟東カメラのもののようです。
こうやって別の角度から見ると、本当に色々な建物があることが分かりますね。
あと、カラフルです。
よく見ると手前に4脚が置かれています。なにに使うものなのでしょうか。
いつも見ている建物はどれだろう?と探してみましたが、分かりませんでした。
そして去る12月22日。
第60次南極地域観測隊の堤雅基観測隊長と宮﨑好司しらせ艦長がヘリコプター便で昭和基地へ着陸、25日には南極観測船「しらせ」も昭和基地接岸を果たしたそうです。
これまで59次越冬隊だけだった建物に、今は60次隊の越冬隊と夏隊もいるのだと思うと感慨深いです。
タグ :昭和基地
今日の昭和基地

こちらは昨日の昭和基地、午前2時58分のライブ映像です。今の日本なら真夜中・真っ暗闇の時間のはず。
こうして一日中太陽が沈まない現象のことを「白夜」(びゃくや)と言うそうです。反対に一日中太陽が昇らない現象は「極夜」(きょくや)だそうです。
2018年の日本の冬至は12月22日(土曜日)。
南半球にある南極は日本と季節が反対なので、南極は現在夏まっさかりで白夜という訳です。日本で暮らしていたら、一日中明るいなんて想像できません。昭和基地では、白夜と極夜は約45日間ほど続くそうです。


こちらは国立極地研究所 南極観測のホームページで公開されている「進め!しらせ」というページです。砕氷船「しらせ」の動きをお知らせしてくれるページです。
今年の11月11日に日本を出発した「しらせ」ですが、今日確かめてみたら…
もう昭和基地目前!!
南極にも、確実に夏が迫ってきています。
絵本『南極点 夢に挑み続けた男 村山雅美』

本日、12月12日に絵本『南極点 夢に挑み続けた男 村山雅美』がポプラ社より出版されます。作者は関屋敏隆(せきや としたか)さん。絵本だけでなく、旅や探検家、自然科学をテーマにした様々な本を出されていらっしゃいます。
探検の殿堂にも出版をお知らせするチラシを送ってくださいました。
(受付横に設置しておりますので、どうぞご覧ください)
こちらの絵本は、南極点到達50周年を記念した絵本。日本で初めての南極越冬を達成したのは、西堀榮三郎さんが越冬隊長をされた第一次越冬隊ですが、日本で初めて南極点に到達したのは第9次隊越冬隊の皆さんです。村山雅美さんは9次隊の隊長でした。
この絵本は型染版画(かたぞめはんが)という技法で仕上げられているそうです。どうやら、切り抜いた型に紙を当てて、切り抜かれた箇所に糊を乗せて絵の具が着色しないようにしてから、その他の部分に色を付けた後、糊を落とす…という技法のようです。
(ネットでやりかたを調べてみたのですが、もやり方や使用する材料などが色々あるようです)実物を拝見するのが楽しみです

日本初の南極点到達を成し遂げた第9次越冬隊の活躍、ぜひ絵本でもご覧ください
