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Posted by 滋賀咲くブログ at

進め北山、山城三〇山! 青葉のころ

青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 01


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 02


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 03


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 04


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 05


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 06


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 07


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 08


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 09


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 10


青葉のころ ー西堀榮三郎&今西錦司ー 11



エテさん今日は、今西錦司さんと西堀榮三郎さんらが中学生時代に本格的に登山を始めたときの話やを紹介するで~~



キンさん中学生時代、青葉会を結成する前から、二人は自然が好きやったこともあって、愛宕山に登ったり、先生に引率されて富士山とかに登ったりしてたから、北山が山登りに目覚めたきっかけではあらへんけど…



クワさん学生主体の団体を作って、それまで誰にも登山の対象と思われてなかった北山という身近な山に踏み入っていた中学時代は、やはりある種の人生のエポックメイキングな出来事と言えるやろうな


エテさん
えぽっくめいきんぐ…?



クワさん〘形動〙 (epoch-making) その出現の以前と以後とで社会的に大きな違いが生ずるような有意義なことをいう。画期的。by精選版 日本国語大辞典



キンさんそれはともかく、京一中山岳部では、ジャンジャンやらモモンガーやら、独自の文化が育まれていたようやな



エテさんこの「ジャンジャン」はどこ発祥の言葉やろうな?



クワさんそれは謎やわ。西堀さんらが作った同人誌「青葉」の時に、すでに「ジャンジャン」という言葉が普通に使われとる



エテさん好きなことを一緒にやれる友達がいるってエエことやなぁ。しみじみ

ちなみに僕だけ漫画に出演したのは悪いから、二人も出してもらえるように交渉して頼み込んだで。登場できて良かったな~。



キンさんクワさん登場はしてるけど、顔アイコンだけやないかい!



クワさんコマの間の解説なんか、ほとんど見えへんで!



キンさんエテ、お前の交渉は一押しが足りひんのや。俺たち主役の漫画を作ってもらわなあかん!!



エテさんえぇ!・そんなん無理やで。これだけでも大分無理したんや



キンさんガンバレ


  

2023年02月25日 Posted by 実はシロクマ派 at 16:51マンガ・イラスト

正反対の二人 今西錦司と西堀榮三郎

正反対の二人 お互いの欠点を補い合う01


正反対の二人 お互いの欠点を補い合う02


正反対の二人 お互いの欠点を補い合う 03



キンさん今日は、今西錦司と西堀榮三郎の違いについて紹介していくで



エテさんこうしてみると、ホントに正反対!!
親友だったていうのが不思議なくらいや



クワさんまぁ、お互いに商人の家の生まれやったり、境遇に共通点はあったけどな



キンさん磁石のように、正反対の力を帯びていたからこそ、強い力で結束したのかもしらんな。



クワさん二人の関係を見ていた周辺の人からすると、「全く正反対だったからこそ、お互いの足りないところを補い合って大きな目標を実現できていたのかもしれない」とのことや



エテさんひゃーー。
「お互いの足りない所を補い合う」
自分とは違う個性・能力・考え方があることを認めて、協力する。
言葉にすんのは簡単やけど、えらい大変なこっちゃで!


  

2023年02月06日 Posted by 実はシロクマ派 at 17:11マンガ・イラスト

進学の悩み_今西錦司と西堀榮三郎

今西錦司と西堀榮三郎_進学の悩み01


今西錦司と西堀榮三郎_進学の悩み02



クワさん三高生(※京都第三高等学校)時代に西堀さんと今西さんは山に熱中!!京都・滋賀といった近場の山から、日本アルプスまで山登り三昧の毎日。志を同じくする山岳部の仲間たちと初登山を目標に頑張っていたそんな彼らにもとうとう「現実」が追い付いてきてしまった…

そう!大学入試!!!!




エテさん受験シーズン真っただ中にマッチした内容やな。このブログを見ている人で受験生なんてヤングはいーひんかもしれんけど、みんな頑張れ!!



キンさん今回は、今西錦司と西堀榮三郎の大学入試のときの話を紹介するで



エテさん二人とも有名な人やし、若いころから迷いなく自分の道を進んできてたんかと思ったけど、ちょっと違うみたいやな



キンさんそうや。どの大学の、どの学部に入学するかは、そのまま職業にも通じるもんや。日々の多くの時間を費やす職業選択は、自分の人生をどう生きるか、ということに大きく影響する可能性が高い



エテさん今までは友達と山ばっかり行ってたけど、そうもいかへんくなってきたっちゅうわけやな「



クワさん好きなことを仕事にするのか、趣味にするのか。こ現代でも多くの人が持つこのジレンマに悩んだのは、今西・西堀も例外やなかった。



エテさん西堀さんは、山も好きやけど、同時に子供のころから「技術者になりたい」と思い続けてきた人やから、その悩みも深かったかもな。技術者の道を選んだら、もう今のようには皆と山に登ることもできひん…。これは悩ましい二択やな。
とはいえ、今西さんはやっぱり若いころから山一直線やったんやな



キンさん今西さんも最初は理学部に行くか迷ってたみたいやけど、最終的には京大農学部に進学しやはった。山と離れることなく研究したい…という気持ちだけでなく、農学部は夏休みに実習がなかったから初登山を狙える!というのが大きかったらしいわ。



エテさんどんだけ山好きなん!!



クワさんとはいえ、今西さんにも悩みがなかったわけやない。かれは生物生態学っちゅう分野を選んだんやけど、当時の生物学は、生き物の生態や機能をひたすら細分化してて追求していく側面が強くて、今西さんのやりたいこととは微妙にずれてたんや。



エテさんほんなら何がしたかったん?



クワさん今西さんは、ある環境下における特定の生き物だけを細分化して研究するのではなく、その生き物が生存している環境や、他の生き物との競合などを含めた「生き物をとりまく全体像」を研究したかったんや。 
現代やとそこまで驚く視点ではなかったけど、当時の生物学は全く一般的ではなかった



(間違ってたらスミマセン。詳しくは斎藤清明 著『今西錦司と自然 (日本の伝記 知のパイオニア)』(2022年発行))を読もう!!)



キンさん山との繋がりで学部を選んだ今西さんは、これから先、けっこう長い間、自分がほんとうに追い求める研究と、その研究方法を模索していくことになるんや



エテさんなかなか大変な道のりやけど、大好きな山が研究フィールドやったんやから楽しみながらしやはったはずやで。

というか西堀さんが京大の理学部化学科を受験したんも、結局、初登山狙いやし!この人らホンマに山好きすぎやろ!



クワさんそれだけ当時は、日本各地の学生が初登山を狙ってしのぎを削り合ってたんやろうな。一年、いや何か月というタッチの差で、初登山は奪われてしまう



エテさんなんや京大の理学部で定員割れなんて、今やと信じられへんわ。というか、定員割れやったら試験無しというのも不思議な気がするで



キンさん昔はおおらかな時代やったんかもな。そして、京大に願書を出すという時点で、ある程度以上の足切りがされてたんやろう



エテさん結局、西堀さんは初登山も大学合格(無試験)もゲットするなんて、うらやましかぎりや



キンさん「何かを得るためには、何かを諦めなければならない」という前提が間違ってるんかもしれんぞ



クワさんまぁ西堀さんも、しばらくは山から離れて研究していくことにジレンマを抱えてはったんやけど、しだいに「自然と技術」の繋がりを自分の中で見つけはったん

  

2023年02月04日 Posted by 実はシロクマ派 at 16:29マンガ・イラスト

【63次隊→64次隊】越冬交代式の様子

本日、15時から南極の昭和基地で63次隊から64次隊への越冬交代式が行われました。
越冬交代式2023

黄色い服を着た人々が集まっています。


越冬交代式2023

オレンジ色の服を着た人たちが集まってきた!


越冬交代式2023

基礎観測棟の前で、隊員たちが並んでします。黄色いグループと、オレンジ色のグループがいますが、63次隊のほうが黄色らしいです。しばらくお互いに向かい合って、隊長さん?のお話を聞いていました。

ライブカメラの映像をよ~~~く見ると、真ん中の机に樽酒がありますし、画面の右側に2台の自転車があります。

ちなみに画面中央にある緑色の建物の左側に見えている、色あせたオレンジ色の建物が、西堀さんたち初代観測隊たちが立てた基地。


越冬交代式2023

しばらく見ていると、お互いに移動して全員で握手を始めました。「おつかれさまです!」「これから頑張れよ!」って感じでしょうか。


越冬交代式2023

なんか縮尺の感覚がおかしくなりますけど、除雪されていない場所では、人の身長ぐらい雪が積もっていますぞ。あと、昭和基地の看板。人と比較すると、結構でかい。


越冬交代式2023

右側にいるオレンジ色の隊員さんたち(画面中ほどにあるボンベの前にいる)は、よく見ると白い紙コップを持っているので、樽酒を吞んでいるのかも。

いったい何を話しているのでしょうね~。


越冬交代式2023

黄色い63次隊の越冬隊がみんなで集まって盛り上がっています。長い越冬を終えて、お互いにねぎらいあっているのかもしれません。


越冬交代式2023

最後はみんなで整列して…


越冬交代式2023

解 散!!

(よく見ると右側に樽酒を大事に抱えて移動する隊員が)


越冬交代式2023

と思ったら記念撮影の準備が始まりました。


越冬交代式2023

「はーい。みんな真ん中によって~」という声が聞こえてきそう


越冬交代式2023

両隊で人数差がありますが、64次隊は夏隊もいて、63次隊は越冬隊のみだからでしょう。

そして撮影!!


越冬交代式2023

各隊だけでも記念撮影をしています。

なんかこれを見ていると、初代越冬隊11名の少なさが分かりますね。現在の半分以下の人数で、前人未踏の環境に挑み、そして帰ってきた。とはいえ、

みなさん越冬交代式、お疲れさまでした。


越冬交代式2023


と思ったら、個別の撮影会が始まりました。


越冬交代式2023

そして誰もいなくなった  

2023年02月01日 Posted by 実はシロクマ派 at 16:29南極