触って感じるコーナー
現在開催中の『追求の先に…美を拓くものたち展Part6』にお越しくださったお客様が素敵な記事をアップしてくださったので、ご案内します。
小原二三夫の部屋
西堀榮三郎記念探検の殿堂と「触って感じる」コーナー
小原さんは視覚障害(全盲)の方で、「触って感じるコーナー」のために大阪から探検の殿堂までお越しくださいました。
ご来館の際にご案内させていただいたのですが、こんなに素敵な記事を書いていただけて嬉しい気持ちでいっぱいです。

西堀さんが南極から持ち帰ってきた、デコボコ穴があいた蜂の巣岩
(11月10日訂正) 正しくは、国立極地研究所さまからご提供いただいた南極の蜂の巣岩です。さらに言うと、平成5年に越冬隊員として南極地域観測隊に参加された佐藤夏雄さんが、展示用として日本に持ち帰ってきた…という来歴がある南極の石です。
すみません汗、間違ってました。こういう場合は都度、訂正していきますので、よろしくお願いします。私も勉強になりました。
小原さんが記事にも書いてらっしゃるように、触って感じるコーナーだけでなく、西堀榮三郎さんが実際に使ったタイプライターやテーブルなどの調度品、南極の石などが展示してある西堀榮三郎記念室を凄く楽しんでいただけました。(記念室内の展示品で、ガラスケースに入っていないものは、直接触っていただくことができます)
こうして実際に触ったり使ったりできる状態で展示してある博物館や美術館はなかなか無いのではないかと思います。目が見えると、触れる状態で展示してあっても、実際に細部まで触ってみようとする方は少なかったりします。
小原さんをご案内していて一番びっくりしたのが、点筆と点字器です!
15センチくらいの薄いプラスチックの板が二枚重ねになっていて、表側のプラスチックには細かい長方形の穴が4列ほど規則正しく並んでいます。その板の間に紙を挟んで、持ち手の先端に針がついたもので穴をカチカチ刺している…
一体何をしているのかしらんとお聞きすると、なんと点字で書かれたメモだったのです。
詳しい様子は「点・てん・テンジ」様の打ってみようページをご覧ください。
↑点字器と点筆の使い方が写真付き説明されています。
点字は左から読むので、メモをするときは右から。
しかも!左から読んだときに正しい点字になるように、メモをするときは反転した点字を打つそうです。
これまで私は点字というものを「読むもの」だとばかり思いこんでいたので、「自分のメモとして書く」という当たり前のことに私は大変驚いてしまったのでした。私たち普段の生活でも、メモを書かないとなると凄く不便ですもんね。
それ以外にも、私自身も小原さんとお話しできて、視覚障害のある方にも、絵やイラスト、マンガを楽しんでもらうことができないかな~?という新しい視点を持つことが出来ました。これは新たな課題です。
小原さん、遠いところから探検の殿堂にお越しいただきありがとうございました。
小原二三夫の部屋
西堀榮三郎記念探検の殿堂と「触って感じる」コーナー
小原さんは視覚障害(全盲)の方で、「触って感じるコーナー」のために大阪から探検の殿堂までお越しくださいました。
ご来館の際にご案内させていただいたのですが、こんなに素敵な記事を書いていただけて嬉しい気持ちでいっぱいです。

(11月10日訂正) 正しくは、国立極地研究所さまからご提供いただいた南極の蜂の巣岩です。さらに言うと、平成5年に越冬隊員として南極地域観測隊に参加された佐藤夏雄さんが、展示用として日本に持ち帰ってきた…という来歴がある南極の石です。
すみません汗、間違ってました。こういう場合は都度、訂正していきますので、よろしくお願いします。私も勉強になりました。
小原さんが記事にも書いてらっしゃるように、触って感じるコーナーだけでなく、西堀榮三郎さんが実際に使ったタイプライターやテーブルなどの調度品、南極の石などが展示してある西堀榮三郎記念室を凄く楽しんでいただけました。(記念室内の展示品で、ガラスケースに入っていないものは、直接触っていただくことができます)
こうして実際に触ったり使ったりできる状態で展示してある博物館や美術館はなかなか無いのではないかと思います。目が見えると、触れる状態で展示してあっても、実際に細部まで触ってみようとする方は少なかったりします。
小原さんをご案内していて一番びっくりしたのが、点筆と点字器です!
15センチくらいの薄いプラスチックの板が二枚重ねになっていて、表側のプラスチックには細かい長方形の穴が4列ほど規則正しく並んでいます。その板の間に紙を挟んで、持ち手の先端に針がついたもので穴をカチカチ刺している…
一体何をしているのかしらんとお聞きすると、なんと点字で書かれたメモだったのです。
詳しい様子は「点・てん・テンジ」様の打ってみようページをご覧ください。
↑点字器と点筆の使い方が写真付き説明されています。
点字は左から読むので、メモをするときは右から。
しかも!左から読んだときに正しい点字になるように、メモをするときは反転した点字を打つそうです。
これまで私は点字というものを「読むもの」だとばかり思いこんでいたので、「自分のメモとして書く」という当たり前のことに私は大変驚いてしまったのでした。私たち普段の生活でも、メモを書かないとなると凄く不便ですもんね。
それ以外にも、私自身も小原さんとお話しできて、視覚障害のある方にも、絵やイラスト、マンガを楽しんでもらうことができないかな~?という新しい視点を持つことが出来ました。これは新たな課題です。
小原さん、遠いところから探検の殿堂にお越しいただきありがとうございました。
今西錦司生誕120周年記念△展(さんかくてん)
ヘムスロイド村開村30周年記念展『ヘムスロイドのある暮らし』
2022年3.4.5月の展覧会情報をまとめたポスターが出来ました
南極ごはん~60年分の思い出、あつめました!~
もっちりアンケートの結果
科学の祭典・滋賀大会に動画「もっちり・ネバネバの森」を出品しました!
ヘムスロイド村開村30周年記念展『ヘムスロイドのある暮らし』
2022年3.4.5月の展覧会情報をまとめたポスターが出来ました
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もっちりアンケートの結果
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