悪魔のおにぎり…
昨日の「世界一受けたい授業」はご覧になりましたか?
南極料理人・渡貫淳子(わたぬき じゅんこ)さんが講師としてご出演されました。
私はもちろん見ましたよ!
朝日新聞社の記者・中山由美さんが南極で撮影された一枚の写真を見て、南極への憧れを持った渡貫さん。憧れを憧れで終わらせず、実際に南極地域観測隊に参加する!という実行力・実現力が素晴らしいと思いました。渡貫さんの挑戦を応援し、南極から帰還した際には、いつも通りの日常で出迎えてくれたご家族も
そして「悪魔のおにぎり」!&「フライドポテトグラタン」!
めちゃくちゃおしいしそ~でした。
天かすと青のりと麺つゆで作る悪魔のおにぎりは、ぜひ作りたいです。
青のりがないので買ってこないと(本末転倒?)
サバ缶やイワシ缶をごはんと一緒に炊いて作る炊き込みご飯もお手軽で嬉しいレシピ。
限られた資源の中で、いかに残り物を出さずに美味しく使い切るかというやりくりは、さすがプロの技でした
他にも、国立極地研と昭和基地が(世界で一番遠い)内線で繋がっているとか、私も初めて知ることがたくさんありました。
そして南極の氷。水に溶かすとあんな音が聞こえるなんて、聞きたい!食べた~い!!降り積もった雪が重みで固まって出来る南極の氷には、雪と一緒に空気も圧縮されているので、溶けると空気が弾けてプチプチ、ぱちぱちと音がするんですね~。
直接お会いできるのがますます楽しみになった30分でした
。
【イベントのご案内】
7月29日(日曜日)に探検の殿堂で開催されるイベント「ScienceCafe 南極料理人」では、南極での食の工夫や、南極への夢を諦めなかった原動力などについて、渡貫さんから直接お話をお聞きできます!
ただいま、申し込み受付中です。ご参加をおまちしております。
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南極料理人・渡貫淳子(わたぬき じゅんこ)さんが講師としてご出演されました。
私はもちろん見ましたよ!
朝日新聞社の記者・中山由美さんが南極で撮影された一枚の写真を見て、南極への憧れを持った渡貫さん。憧れを憧れで終わらせず、実際に南極地域観測隊に参加する!という実行力・実現力が素晴らしいと思いました。渡貫さんの挑戦を応援し、南極から帰還した際には、いつも通りの日常で出迎えてくれたご家族も

そして「悪魔のおにぎり」!&「フライドポテトグラタン」!
めちゃくちゃおしいしそ~でした。
天かすと青のりと麺つゆで作る悪魔のおにぎりは、ぜひ作りたいです。
青のりがないので買ってこないと(本末転倒?)
サバ缶やイワシ缶をごはんと一緒に炊いて作る炊き込みご飯もお手軽で嬉しいレシピ。
限られた資源の中で、いかに残り物を出さずに美味しく使い切るかというやりくりは、さすがプロの技でした
他にも、国立極地研と昭和基地が(世界で一番遠い)内線で繋がっているとか、私も初めて知ることがたくさんありました。
そして南極の氷。水に溶かすとあんな音が聞こえるなんて、聞きたい!食べた~い!!降り積もった雪が重みで固まって出来る南極の氷には、雪と一緒に空気も圧縮されているので、溶けると空気が弾けてプチプチ、ぱちぱちと音がするんですね~。
直接お会いできるのがますます楽しみになった30分でした

【イベントのご案内】
7月29日(日曜日)に探検の殿堂で開催されるイベント「ScienceCafe 南極料理人」では、南極での食の工夫や、南極への夢を諦めなかった原動力などについて、渡貫さんから直接お話をお聞きできます!
ただいま、申し込み受付中です。ご参加をおまちしております。

南極の冬至-ミッドウインターフェスティバル-

6月21日に日本は夏至を迎えましたね。
ところでみなさんは、ミッドウインターフェスティバルをご存知でしょうか?
南半球にある日本はこれから夏真っ盛りになりますが、北半球にある南極はその逆!
南極は6月21日に冬至を迎えました。
冬至とは一年で最も昼の時間が短い日のことで、これからどんどんと寒さが増し、本格的な冬を迎えます。
南極も冬を迎えると気温が下がって(-30度近くまで下がります)太陽が照っている時間も短くなってきますが、太陽が地平線に沈んだ状態が続く極夜を迎えます。極夜でも、真っ暗闇になるわけではなく、薄暗いくらいの光は届くそうです。越冬隊員にとっては、気候は厳しくなり光も浴びられないので気が滅入る人も多いと聞きます。
そこで!!
各国の南極越冬隊は、冬至を迎えた日を中心に何日間か「ミッドウインターフェスティバル」という盛大なお祝いをします。長い冬でふさぎがちな越冬隊員たちは、大変楽しみにしているそうです。冬至を迎えたということは、冬の寒さが最も厳しくなると同時に、南極の冬である極夜が半分過ぎたということ。つまり、あとは暖かくなっていくだけ!というわけです。南極の厳しい自然にも負けず、無事に冬至を迎えられたこと、これから訪れるであろう夏まで隊員一丸となって頑張っていこうという思いを新たにするお祭りでもあるのでしょう。
ミッドウインターフェスティバルでは、いろいろなイベントが開催されます。ちなみに58次隊は、聖火リレー、雪像作り、出し物大会、クイズ大会、相撲大会、屋台などを楽しんだようです。お楽しみはイベントだけでなく、お夕飯にも!お祭り中は、フレンチのコースなど豪華なお夕食が出るそうです!きちんと、ディナーは正装で出席しなければなりません。ドレスコードです。
ちなみに、マイボス曰く、日本のミッドウインターフェスティバルがドレスコードまできちんと決められているのは、技術が進歩して物資に余裕ができたこと以外にも、若い隊員にとってテーブルマナーを経験する良い機会だと考えられたからだそうです。他にも、お茶席を開いた隊もあるそうです。グローバルに活躍する研究者たちにとって、こうして経験したマナーや作法、日本の伝統文化の知識は、海外で仕事をする時にもきっと役立ったと思います。
持ち込める食料に限りがある南極では、食は心身の健康に直結します。豪華なディナーやデザートは、隊員たちの心の栄養にもなっていることでしょう。
みなさんも南極の食事情やミッドウインターフェスティバルに興味がわいてきたのではないですか?
探検の殿堂で7月29日(日)に、3度目の挑戦で南極への切符を手に入れ、隊員たちの心身の健康を食の面からサポートした南極越冬隊員(調理担当)の渡貫淳子(わたぬき じゅんこ)さんがいらっしゃいます!
物資や資源が限られている南極での食の工夫や、南極への夢を諦めなかった原動力はなんだったのか?などを直接お聞きできるチャンスです。
募集は6月29日(金曜日)から。
詳しくは公式サイトやこちらでご案内いたしますので、お楽しみに

探検の殿堂にある雪上車

探検の殿堂には、大型雪上車<SM100S型>があります。
実際に南極で活躍していた機体です!
探検の殿堂の出口から右に曲がって少し進んだところにございます。(徒歩1分くらい)
建物の正面から見たら、ちょうど陰になる屋外にあるので、ちょっと分かりづらいかもしれません


残念ながら外観しかご覧いただけないのですが、探検の殿堂にお越しの際には、お散歩がてら雪上車もぜひご覧ください。思っている以上に大きな車体です

探検の殿堂にドローンが出現しました。

本日、探検の殿堂にドローンが出現しました。
分かりますか?水色の〇で囲んであるところに、ドローンが飛んでいます。
私は初めてドローンが飛ぶところを見たのですが、意外と羽音?プロペラから大きな音がするんですね。ドラえもんのタケコプターみたいです。しかし、屋内で飛ばそうとすると、ドローンが起こした風が壁などに反射してしまってまっすぐ飛ぶのが難しいそうです。
なぜ、探検の殿堂でドローンが飛んでいるのか…、それは今は秘密です。
当たり前ですが、探検の殿堂では通常ドローン撮影はお断りしています。
ご了承くださいませ

そして!!
なんと今日はさらに素晴らしい出来事が起こりました。

探検の殿堂でライブ配信している南極基地の様子です。美しい朝焼け…、うっとりしちゃう。
だけでなく、良くご覧ください!基地の手前に積もっている雪のあたりに注目すると
何か黒いものが…、いるっ!?

この黒いもの、どうやら人間のようなのです。もぞもぞ動いて、何か作業をしてはりました。
しばらくしたら、基地に戻らはりましたが、お一人で何をされていたのでしょうか?
まさか、東近江にある探検の殿堂スタッフたちに見られているとは夢にも思っていないことでしょう。ふふふ…

それにしても昭和基地のライブ映像で動く有機物を見たのはこれが初めてです。
ラッキー!!
『南極越冬記』を読み始めました。

最近、『南極越冬記』を読み始めました。
『南極越冬記』は、西堀榮三郎さんによって書かれた1年間にわたる南極での生活記録です。
西堀さんは、日本による初めての南極越冬(1957~1958年)が行われた時の越冬隊長でした。
4月から探検の殿堂で働いていて、西堀さんがどんな人だったのか、どんなことをしたのか、ということを多くの人から教えていただきました。
なので今、私の中には、他の人から見た西堀さん像が築かれています。
それが、西堀さん自身が書かれた『南極越冬記』を読むことで、どんな変化が生じるのでしょうか?楽しみです!
まだ、西堀さんたち越冬隊隊員たちが南極に到着して、基地の建設や運び来れなかった物資の輸送をどうしようか?と頭を悩ませている最初のあたりまでしか読めていません…。
しかも一冬氷や多冬氷など、初めて聞く言葉も多く、調べながら進めていってます。
しかし、南極での生活の様子だけでもなく、限られた人員や機材、厳しい環境の中で、何を優先するかという西堀さんの考えを知れるのが、とても面白いです。

ちなみに、3月21日(水)にリニューアルオープンした西堀榮三郎記念室では、『南極越冬記』のもとになった「西堀個人日誌(複製)」も展示してあります。
実際にページをめくったり、中身を閲覧できます。ぜひご覧ください。