絵本『南極点 夢に挑み続けた男 村山雅美』

以前ご紹介した絵本『南極点 夢に挑み続けた男 村山雅美』を献本で送っていただきました。作者の関屋敏隆(せきや としたか)さんとポプラ社さん、本当にありがとうございます。(前回ご紹介した記事はこちら)
チラシに掲載されていたイラストを拝見した時は「型染版画」って普通の絵と何が違うんだろう?という疑問も、実物を拝見したら謎が解けました!紙ではなく木綿布に描かれているようで、絵本では布地まではっきりと見えます。
優しい色合いの絵だけでなく、南極にかかわる情報量も素晴らしいです!
特に、昭和基地の施設や、雪上車や砕氷船といった乗り物などの装備に関する内容も詳しく載っていてワクワクしました

南極で亡くなった犬たちのその後や、第一次越冬隊と一緒に南極に行った樺太犬の飼い主さんの声など、私もこの絵本で初めて知ったことが多くあり、物凄く丁寧な取材と調査をされて描かれた絵本だなと思いました。
おすすめの一冊です。