犬ぞり探検家が見た!ふしぎな北極のせかい
探検の殿堂のミュージアムショップに新しい商品が入荷しました。

『犬ぞり探検家が見た!ふしぎな北極のせかい』
作者の山崎哲秀(やまさきてつひで)さんは、1989年から北極圏遠征を繰り返し、グリーンランド北西部イヌイットスタイルの犬ぞりや狩猟技術を伝承された犬ぞり探検家です。この本では、北極に関する色々な疑問を山崎さんが分かりやすく説明してくれています。
アザラシとアシカとセイウチ 北極にいるのはどれ?
そりで走っているとき犬のトイレはどうしているの?
竪穴式住居を使っていたって本当?
などなど、どの疑問も写真やイラスト付きで解説されているので、見ているだけでも楽しめます。一年の半分を北極で過ごされ、実際に犬ぞりを引いている山崎さんだからこそ答えられる内容が盛りだくさん。

価格は1冊1080円(税込み)です。
受付で販売しておりますので、お気軽にお声がけください。
.:*゚..:。:..:*゚:.。:..:*゚..:。:..:*゚:.。:..:*゚..:。:..:*゚:.。:.
どうして北極で活躍している山崎さんの本を探検の殿堂で取り扱うんだろう?とお思いの方。
実は、山崎さんは第46次隊南極地域観測隊(2004年)に参加された越冬隊員でもあるのです!
南極では、ドームふじ基地で氷床を底まで掘り進めて氷のサンプル(氷床コア)を掘る作業に従事されたそうです。
山崎さんは1995年ごろから、北極での学術調査に参加・支援もされています。
「山崎哲秀 -北極圏をテツが行く-」
応援団の「チームやまさき」
↑山崎さんのサイトや、有志の方が立ち上げた応援サイトで、実際に学術調査を行っている時の写真が見られます。学術調査の参加・支援とは、海氷や雪氷などの採取や自然観測データの収集だそうで、写真をご覧いただいたらお分かりいただけるように、完全に山崎さんが北極の氷を採取しています!(私が考えていた「支援」のレベルを超えていました)
すごい!!
北極地域の観測や調査は、温暖化などの影響を調べるために必要とされていますが、過酷な環境なので、研究が困難な場合もあるそうです。そうした中、現地で培った地理感覚や人脈、犬ぞりの経験がある山崎さんが北極の学術調査に協力されるようになったとか。
そして山崎さんは、2004年に探検の殿堂で開催された『日本雪氷楽会』に参加するために、当館にお越しいただいたことがあるそうです。直接山崎さんにお会いしたマイボス曰く、「努力家で何事も丁寧にやり遂げる人、頼まれたことは決して良い加減にしない」。
そうしたお人柄の方ですから、仕事を依頼する研究者からの信頼も厚かったのだと思います。もしかすると、山崎さんが南極地域観測隊に参加されたのも、そうした縁から生まれたのかもしれないね~と話していました。(そこらへんの経緯は私たちの完全な妄想なので、違っているかもしれません
)
さらに山崎さんは、南極で後の奥様となる女性に出会われたそうですよ!
ワーォ
人の縁というのは、どこで繋がるかわからないものだな~と本を読んでいて思いました
山崎さんは冬季を北極で過ごされているので、この本の出版のために日本に帰国されていたそうです。すでに11月19日には北極に向けて出発され、次の帰国は4月ごろだとか。今頃は、犬ぞりワンコたちにお出迎えされている頃でしょうか!?
山崎さん、ありがとうございました!
『犬ぞり探検家が見た!ふしぎな北極のせかい』
作者の山崎哲秀(やまさきてつひで)さんは、1989年から北極圏遠征を繰り返し、グリーンランド北西部イヌイットスタイルの犬ぞりや狩猟技術を伝承された犬ぞり探検家です。この本では、北極に関する色々な疑問を山崎さんが分かりやすく説明してくれています。
アザラシとアシカとセイウチ 北極にいるのはどれ?
そりで走っているとき犬のトイレはどうしているの?
竪穴式住居を使っていたって本当?
などなど、どの疑問も写真やイラスト付きで解説されているので、見ているだけでも楽しめます。一年の半分を北極で過ごされ、実際に犬ぞりを引いている山崎さんだからこそ答えられる内容が盛りだくさん。
価格は1冊1080円(税込み)です。
受付で販売しておりますので、お気軽にお声がけください。
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どうして北極で活躍している山崎さんの本を探検の殿堂で取り扱うんだろう?とお思いの方。
実は、山崎さんは第46次隊南極地域観測隊(2004年)に参加された越冬隊員でもあるのです!
南極では、ドームふじ基地で氷床を底まで掘り進めて氷のサンプル(氷床コア)を掘る作業に従事されたそうです。
山崎さんは1995年ごろから、北極での学術調査に参加・支援もされています。
「山崎哲秀 -北極圏をテツが行く-」
応援団の「チームやまさき」
↑山崎さんのサイトや、有志の方が立ち上げた応援サイトで、実際に学術調査を行っている時の写真が見られます。学術調査の参加・支援とは、海氷や雪氷などの採取や自然観測データの収集だそうで、写真をご覧いただいたらお分かりいただけるように、完全に山崎さんが北極の氷を採取しています!(私が考えていた「支援」のレベルを超えていました)
すごい!!
北極地域の観測や調査は、温暖化などの影響を調べるために必要とされていますが、過酷な環境なので、研究が困難な場合もあるそうです。そうした中、現地で培った地理感覚や人脈、犬ぞりの経験がある山崎さんが北極の学術調査に協力されるようになったとか。
そして山崎さんは、2004年に探検の殿堂で開催された『日本雪氷楽会』に参加するために、当館にお越しいただいたことがあるそうです。直接山崎さんにお会いしたマイボス曰く、「努力家で何事も丁寧にやり遂げる人、頼まれたことは決して良い加減にしない」。
そうしたお人柄の方ですから、仕事を依頼する研究者からの信頼も厚かったのだと思います。もしかすると、山崎さんが南極地域観測隊に参加されたのも、そうした縁から生まれたのかもしれないね~と話していました。(そこらへんの経緯は私たちの完全な妄想なので、違っているかもしれません

さらに山崎さんは、南極で後の奥様となる女性に出会われたそうですよ!

ワーォ

人の縁というのは、どこで繋がるかわからないものだな~と本を読んでいて思いました

山崎さんは冬季を北極で過ごされているので、この本の出版のために日本に帰国されていたそうです。すでに11月19日には北極に向けて出発され、次の帰国は4月ごろだとか。今頃は、犬ぞりワンコたちにお出迎えされている頃でしょうか!?
山崎さん、ありがとうございました!
南極地域観測隊のスケジュール

↑画像だけ表示で大きくできます。
11月25日(日曜日)に、第60次隊南極地域観測隊が成田空港を出発しました。2018年11月27日の朝日新聞に、45次観測隊で越冬、51次隊で隕石探査、登山、潜水、北極へも行った中山由美(なかやま ゆみ)記者さんが執筆された記事が「いちから わかる!」コーナーに掲載されています。南極地域観測隊がどうやって南極に行くかについてや、南極で何を観測するかについてなどが分かりやすく説明されています。もし良ければ図書館などでご覧になってみてはいかがでしょうか?
せっかく探検の殿堂で働いているので、南極地域観測隊がどんなスケジュールで動いているのかをアバウトにまとめてみました。
<<<<<!注意!非常にアバウトです。>>>>>
大まかなイメージとしては…
○南極地域観測隊には、夏隊と越冬隊がある。
○夏隊と越冬隊は11~12月ごろに南極に到着する。
○夏隊は前年の越冬隊と一緒に、「しらせ」に乗って3月ごろに南極を離れる。
○越冬隊は、1年3か月間くらい南極に滞在する。
北半球の日本と、南半球の南極で季節が逆だったり、第〇次隊でも夏隊があったり、越冬隊があったりして詳しくないと混乱してしまいますよね。その年のスケジュールによって厳密には違うところもあるでしょうが、だいたいこんな感じで進んでいるんだな~というのがイメージが分かれば幸いです。
新聞の記事によると、第60次隊はオーストラリアで南極観測隊「しらせ」に乗り、12月下旬ごろ南極に着く予定だそうです。
そして次に「しらせ」が日本に帰ってくるときは、現在南極で過ごしている第59次隊の越冬隊と、第60次隊の夏隊の皆さまが一緒ということですね。
これから南極に向かう第60次隊も、いま南極で過ごしている第59次隊越冬隊のみなさまも
頑張ってください

さらばアンテナ
11月25日(日)、探検の殿堂横に設置されていた巨大アンテナタワーが取り外されました。
この巨大アンテナタワーは、探検の殿堂無線倶楽部によって2008年に建てられました。
探検の殿堂無線倶楽部は、アマチュア無線で培った技術や経験を子どもたちに伝えて、科学の楽しさを知ってもらおうとこれまで活動を続けてきました。こうした巨大アンテナタワーを建てたり、維持したり、そして取り外すのも、ほとんどを探検の殿堂無線倶楽部のメンバーさんたち自身の手で行ってきたそうです。
こんなに大きな物をどうやって?その一部始終をお伝えします。
-----------------------------------

これまでは探検の殿堂の入り口横、クライミングウォール付近にアンテナが建っていました。

作業は何日かに分けて行われ、11月11日(日)には、アンテナ部分が先に取り外されました。ご覧の通り、鉄塔に登って、ボトルやネジなどを手作業で外していきます!
見ているほうがヒヤヒヤします。というのも、登っている最中は命綱やロープなども無し!なんです。(作業中はしっかりとロープで固定します。)
しかも鉄塔は普通の梯子のように水平ではなく、斜めの足場なので、足がしんどくなるそうですよ。ひえ~

ロープを使って慎重にアンテナを地上に下している様子。皆さん、めちゃくちゃチームワークが良かったです。

間近で見ると、当たり前ですが長い!
このアンテナ、新天地で第二の生を迎えるそうです。探検の殿堂では無事に役目を終えましたが、新しいところでも頑張ってほしいものです。

作業が終わるころには、日も傾いていました。タワー部分のみが残されました。夕日がなんだか物悲しい。
-----------------------------------

日にち変わって25日。
残ったタワー部分を取り外すためにクレーン車がやってきました。私は直接見ていませんが、クレーンの先に人の乗れるカゴが取り付けてあり、それに乗って作業をされたそうです。四角い建物は「探究館(たんきゅうかん)」で、その屋上で何か作業をされていますね。景色が良さそうです。

鉄塔って、いくつかのパーツに分かれて構成されているんですね~。初めて知りました。

アンテナからはケーブルが伸びているので、そうしたケーブル類も全て巻き巻き。

基礎に残ったタワーの取り付け部品(何というのでしょうか?)も電動工具やカナヅチなどを使ってご覧の通り…
-----------------------------------

そしてこちらが本日の探検の殿堂。
あんなに大きなアンテナタワーが跡形もなく姿を消しました。
実は無くなってしまう前に、アンテナタワーに登って記念に写真でも撮ろうかな~と思ってたんですが、止めておきました。
勇気が無かった…
私の想像では登るときより、降りるときの方が恐怖感がありました。
さらばアンテナ!!
この巨大アンテナタワーは、探検の殿堂無線倶楽部によって2008年に建てられました。
探検の殿堂無線倶楽部は、アマチュア無線で培った技術や経験を子どもたちに伝えて、科学の楽しさを知ってもらおうとこれまで活動を続けてきました。こうした巨大アンテナタワーを建てたり、維持したり、そして取り外すのも、ほとんどを探検の殿堂無線倶楽部のメンバーさんたち自身の手で行ってきたそうです。
こんなに大きな物をどうやって?その一部始終をお伝えします。
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これまでは探検の殿堂の入り口横、クライミングウォール付近にアンテナが建っていました。

作業は何日かに分けて行われ、11月11日(日)には、アンテナ部分が先に取り外されました。ご覧の通り、鉄塔に登って、ボトルやネジなどを手作業で外していきます!
見ているほうがヒヤヒヤします。というのも、登っている最中は命綱やロープなども無し!なんです。(作業中はしっかりとロープで固定します。)
しかも鉄塔は普通の梯子のように水平ではなく、斜めの足場なので、足がしんどくなるそうですよ。ひえ~

ロープを使って慎重にアンテナを地上に下している様子。皆さん、めちゃくちゃチームワークが良かったです。

間近で見ると、当たり前ですが長い!
このアンテナ、新天地で第二の生を迎えるそうです。探検の殿堂では無事に役目を終えましたが、新しいところでも頑張ってほしいものです。

作業が終わるころには、日も傾いていました。タワー部分のみが残されました。夕日がなんだか物悲しい。
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日にち変わって25日。
残ったタワー部分を取り外すためにクレーン車がやってきました。私は直接見ていませんが、クレーンの先に人の乗れるカゴが取り付けてあり、それに乗って作業をされたそうです。四角い建物は「探究館(たんきゅうかん)」で、その屋上で何か作業をされていますね。景色が良さそうです。

鉄塔って、いくつかのパーツに分かれて構成されているんですね~。初めて知りました。

アンテナからはケーブルが伸びているので、そうしたケーブル類も全て巻き巻き。

基礎に残ったタワーの取り付け部品(何というのでしょうか?)も電動工具やカナヅチなどを使ってご覧の通り…
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そしてこちらが本日の探検の殿堂。
あんなに大きなアンテナタワーが跡形もなく姿を消しました。
実は無くなってしまう前に、アンテナタワーに登って記念に写真でも撮ろうかな~と思ってたんですが、止めておきました。
勇気が無かった…
私の想像では登るときより、降りるときの方が恐怖感がありました。
さらばアンテナ!!
タグ :探検の殿堂無線倶楽部アンテナ
ロボカップジュニア東近江ノード大会(オープン・ライトウェイト)
本日、探検の殿堂でロボカップジュニアの東近江ノード大会(オープンとライトウェイト)が開催されました!
ロボカップジュニアの公式サイトはこちら↓
http://www.robocupjunior.jp/index.html
ロボカップジュニアとは、子ども達の好奇心や探求心を引き出し挑戦できる3種類の競技テーマ(サッカーリーグ、レスキューリーグ、OnStageリーグ)があり、誰でも参加できる大会です。ロボットの設計製作を通じて、基礎的な能力だけでなく、協調性や他人と協力することの大切さを学ぶことを目的としています。全国各地でノード大会(地区予選)が行われ、そこで勝ち抜いたチームがブロック大会へと進みます。
というわけで、探検の殿堂で東近江ノード大会・サッカーリーグが行われたのです。
サッカーリーグでは、使用するロボットの重さによってクラスが分かれています。色々な部品や機能が増えるほど、ロボットは強力になっていくので、重量でクラスを分けているようです)
受付を死守していた関係で途中からになったのですがオープン・ライトウェイトの東近江ノード大会の様子をご紹介したいと思います。

絶賛試合中のところをお邪魔しました。こちらはライトウェイト級の試合。競技に使うロボットは自軍2機、相手軍2機の計4機。2人で1チームです。

オープンとライトウェイトでは、写真の通り背の高いサッカーコートを使います。サッカーリーグはクラス別で使うコートが異なり、それとともにルールも変わってくるそうです。コートに書かれている白い白線からロボットやボールが飛び出したら、審判がボールを白線内部に戻したりしていました。
※私は人間がやるサッカースすらちゃんとルールを知っているとは言い難い人間です。

試合が始まる直前まで、真剣な表情でロボットを調整する子どもたち。

他の子どもたちも、ギリギリまでロボットを調整しています。
何のトラブルもなく試合を迎えられたら良いのですが、そうは問屋が卸さない。
いくつかのチームはロボット(のセンサー?)が上手く動かなくなったりして、何とか動かそうと焦りながらも色々試したり努力していました。

オープンの試合。オープンも二人一組ですが、使うロボットは1機のようです。サッカーのボールも、赤い光を出す球体ではなく、オレンジ色の普通のボールを使っています。余談ですが、↑の二人は、初めてロボットを扱う子どもたちがプログラミングを学ぶ「科学探検隊ココロボ」で、みんなのお兄さん役としてサポートに入ってくれていた子たちです。

なんのかんのとありつつも、試合は終了。閉会式を迎えました。
みんな頑張りました
大会である以上、勝った負けたがあるわけです。
参加者の一人に大会の感想を聞いてみたら「ぼろ負けやった…」と一言。
しかし、大会を見ていた私はこう思いました。
「勝ち負けよりも、迫りくる時間内に、なんとか課題を解決する経験を積んでいるのが素晴らしい!」って
時間がない!焦る!どうしよう!!という強いストレスがかかった状況で、諦めずに本来の能力を発揮することは非常に難しいことだと思います。
傍から見ていると、子どもたちのロボットそのものよりも、子どもたちがどんなふうに問題や精神的な焦りに対処しているかの方に私は注目してしまったのでした。
(勝ち負けも大事だよ~~と言われそうですが汗)
ロボカップジュニアはそういう訓練や経験を積む場としても優れているのかもしれません。
みんな、お疲れさま!
12月2日には探検の殿堂で、ビギナーズの東近江ノード大会も行われます!
ロボカップジュニアの公式サイトはこちら↓
http://www.robocupjunior.jp/index.html
ロボカップジュニアとは、子ども達の好奇心や探求心を引き出し挑戦できる3種類の競技テーマ(サッカーリーグ、レスキューリーグ、OnStageリーグ)があり、誰でも参加できる大会です。ロボットの設計製作を通じて、基礎的な能力だけでなく、協調性や他人と協力することの大切さを学ぶことを目的としています。全国各地でノード大会(地区予選)が行われ、そこで勝ち抜いたチームがブロック大会へと進みます。
というわけで、探検の殿堂で東近江ノード大会・サッカーリーグが行われたのです。
サッカーリーグでは、使用するロボットの重さによってクラスが分かれています。色々な部品や機能が増えるほど、ロボットは強力になっていくので、重量でクラスを分けているようです)
受付を死守していた関係で途中からになったのですがオープン・ライトウェイトの東近江ノード大会の様子をご紹介したいと思います。

絶賛試合中のところをお邪魔しました。こちらはライトウェイト級の試合。競技に使うロボットは自軍2機、相手軍2機の計4機。2人で1チームです。

オープンとライトウェイトでは、写真の通り背の高いサッカーコートを使います。サッカーリーグはクラス別で使うコートが異なり、それとともにルールも変わってくるそうです。コートに書かれている白い白線からロボットやボールが飛び出したら、審判がボールを白線内部に戻したりしていました。
※私は人間がやるサッカースすらちゃんとルールを知っているとは言い難い人間です。

試合が始まる直前まで、真剣な表情でロボットを調整する子どもたち。

他の子どもたちも、ギリギリまでロボットを調整しています。
何のトラブルもなく試合を迎えられたら良いのですが、そうは問屋が卸さない。
いくつかのチームはロボット(のセンサー?)が上手く動かなくなったりして、何とか動かそうと焦りながらも色々試したり努力していました。

オープンの試合。オープンも二人一組ですが、使うロボットは1機のようです。サッカーのボールも、赤い光を出す球体ではなく、オレンジ色の普通のボールを使っています。余談ですが、↑の二人は、初めてロボットを扱う子どもたちがプログラミングを学ぶ「科学探検隊ココロボ」で、みんなのお兄さん役としてサポートに入ってくれていた子たちです。

なんのかんのとありつつも、試合は終了。閉会式を迎えました。
みんな頑張りました
大会である以上、勝った負けたがあるわけです。
参加者の一人に大会の感想を聞いてみたら「ぼろ負けやった…」と一言。
しかし、大会を見ていた私はこう思いました。
「勝ち負けよりも、迫りくる時間内に、なんとか課題を解決する経験を積んでいるのが素晴らしい!」って

時間がない!焦る!どうしよう!!という強いストレスがかかった状況で、諦めずに本来の能力を発揮することは非常に難しいことだと思います。
傍から見ていると、子どもたちのロボットそのものよりも、子どもたちがどんなふうに問題や精神的な焦りに対処しているかの方に私は注目してしまったのでした。
(勝ち負けも大事だよ~~と言われそうですが汗)
ロボカップジュニアはそういう訓練や経験を積む場としても優れているのかもしれません。
みんな、お疲れさま!
12月2日には探検の殿堂で、ビギナーズの東近江ノード大会も行われます!
ミニ展示ができるまで 第2話~挑戦~


この記事の続きです。
指名された時、一番最初に「自分にはとても無理じゃないか?」が出てくるところが自分のあかんところやなぁと描いてて改めて思いました…。
笑顔で「やったー!うれし~

今まで展示の準備の手伝いしかしたことのなかったワタクシ。
ともかく最初の一歩を踏み出したのであります。
タグ :展示
美を拓くものたち展Part6の図録が完成しました。
現在開催中の『追求の先に…美を拓くものたち展Part6』の図録が完成しました!
出展してくださった全69名の作家さんたちの作品の写真・キャプション・経歴が掲載されております。
美を拓くものたち展 図録 700円
受付で販売しております。
これまで開催された過去の図録もご用意いしておりますので、お気軽にお声がけください

★★★★★★★★★★★★
【関西文化の日】
西堀榮三郎記念探検の殿堂は
23日(金)・24日(土)・25日(日)は入館料無料です。
秋の連休のお出かけに、美術鑑賞はいかがでしょうか。
お待ちしております。
★★★★★★★★★★★★
南極へ行った樺太犬(カラフト犬)

日本が初めて南極で越冬した際、犬ぞり用に樺太犬(からふとけん)を一緒に連れて行きました。
タロとジロは、日本が初めて南極に越冬した時に一緒に連れていった樺太犬の内の2頭です。探検の殿堂が記念している西堀榮三郎さんと一緒に「宗谷」に乗って南極まで行き、越冬中は犬ぞり部隊として活躍しました。
越冬終了後、第一次隊と入れ替わりで基地には第二次越冬隊がやってくる予定でしたが、大変な悪天候のために「宗谷」は昭和基地に辿りつくことができず、2次隊の越冬は断念。なんとか第一次越冬隊員たちは収容できたものの、12頭の樺太犬たちを連れ帰ることは叶わず、犬たちは鎖に繋がれたまま南極大陸に置き去りになりました。
それから1年後、第三次隊が南極大陸に戻ってくると2頭の樺太犬の生存が確認されました。
それがタロとジロです。
今年の夏に開催された湖東図書館での連携展『エピソードで知る西堀イズム』で登場した北村泰一さんは第一次越冬隊に参加し、オーロラの研究だけでなく、犬たちの世話や訓練係としてもご活躍されました。その後、北村さんは第三次越冬隊にふたたび参加され、生き残った樺太犬と再会。2頭がタロとジロであることが分かったのも、子犬の事から2頭を世話していた北村さんだったからでしょう。
探検の殿堂前にある馬堤溜(うまづつみだめ)のほとりにはタロとジロの銅像があります。
このタロとジロは、南極の方向を向いています。
私は以前、このタロジロの銅像を使って腕立て伏せをしている人を見かけたことがあります!しっかり固定されているし、高さも腕立て伏せにピッタリなのかもしれませんね。さすがに成体のタロジロだったら腕立て伏せは難しいでしょう。
もう一つのタロジロはこちら。
探検の殿堂出入り口で、お客様をお出迎え&お見送りしてくれています。
ジロ(右)のほうは、足の先が白いです。いったい、いつからいるんでしょうか…
よく「剥製ですか?」と聞かれるのですが、ぬいぐるみです。
2頭とも剥製にはなっていますが、
●タロ(左)の剥製は札幌市にある北海道大学植物園に
●ジロ(右)の剥製は東京にある国立科学博物館に
それぞれ展示されています。一度見てみたいものですね~。
ミニ展示ができるまで 第一話~発端~


<<<<さいしょに>>>>>
来年の3月31にまで探検の殿堂西堀榮三郎記念室で開かれている『ミニ企画展 マンガで分かる!西堀榮三郎ネパール編』。このミニ企画展がどんな感じで作られていったのかを何回かに分けてお伝えしようと思います。↑のマンガにも描いてある通り、今回のミニ企画展は
●展示するテーマ(今回は西堀榮三郎とネパールの関係)が決まっている
●展示する実物資料は事前にある程度決まっており、探検の殿堂に収蔵してある
●ミニ企画展
という条件で始まっています。
企画展のテーマを決めたり、何を展示するかを考えたり、めっちゃ貴重な資料を他館から貸し出してもらってドキドキしたりする、いわゆる「キモ」の分はありません。あくまで個人の備忘録で、「あ~~、こんなことしてたなぁ。こういう流れやったわぁ」という記録を残すのが目的です。
博物館や美術館の数だけ展示の作り方はあると思うので、「ここではこんな感じなんだ~」という緩~い感じでお楽しみください。
<<<<<<>>>>>>>
ミニ企画展の担当になってしまったワタクシ。
なぜこんなに驚いたかというと、今まで自分で展示を作ったことがなかったからです。
この辺の心情は次回またお伝えしようと思います。
もう既に記憶があいまいになっているのですが、ミニ企画展の担当ね!と告げられたのは8月ごろだったような気がします。(もっと前?)
ブログの←左上に設置してあるあるカレンダーを見ると、見事に8月下旬ごろから記事投稿の頻度が減っているのが分かりますね。これはブログをサボっていたわけではなく、ミニ企画展の準備に入り始めたからなのでした。
何人も学芸員がいる博物館はどんな風に展示の担当を決めているのでしょうか?
指令制なのか、本人の希望制なのか…。
企画展の規模や準備にかかる期間によっても様々なようです。(大きな美術館・博物館だと、企画から開催まで何年もかかる場合も珍しくないそうです)
はたしてワタシは無事にできるのか?(続く)
【博物館】冬の連携ポスターが出来ました【美術館】

東近江市内の美術館・博物館で開催される展覧会情報をまとめたポスターが出来ました。今回は12月・1月・2月に開催される情報が掲載されています。
冬号ということで、雪やダイアモンドダストをイメージしてキラキラさせてみました。
他に考えていたのが「能登川のライティングベル、温泉、こたつ、みかん、もち、雪だるま、雪うさぎ、スキー、ワカサギ釣り」などでした。
クリスマスやお正月など冬をテーマにした展示会も開催されますので、季節の移り変わりを博物館・美術館でも感じてみてはいかがでしょうか?
順次、市内の文化施設などに掲示されますので、ご覧ください

タグ :冬の連携ポスター
第16回関西文化の日
関西一円の博物館や美術館など約630施設が入館無料になる「関西文化の日」!
もちろん、西堀榮三郎記念探検の殿堂も参加しています。
当館の実施期間は11月23日(金曜日)~25日(日曜日)。この期間は東近江市外からお越しの方も、無料で入館していただけますので、ぜひお越しくださいませ。
関西文化の日を利用して芸術の秋を堪能されてはいかがでしょうか?(施設によって実施日が異なりますので、事前にご確認ください)
関西文化の日 西堀榮三郎記念探検の殿堂
実施日
11月23日(金曜日)~25日(日曜日)
タグ :関西文化の日