探検の殿堂で第三回東近江市中学校生徒会交流会が開かれました
昨日、西堀榮三郎記念探検の殿堂で東近江市内の中学校生徒会交流会が開かれました。
市内中学校の生徒会会長と副会長が集まって、それぞれの学校での取り組みや活動を発表しあい、課題について意見を出し合って相互に交流を深めるのが生徒会交流会。一年に2~3回行われており、2018年度は探検の殿堂以外でも五個荘地区まちなみ保存交流館や、愛東地区の百済寺が会場となりました。
私は生徒会交流会なるものを知らなかったので、お邪魔にならないように見学させていただきました。その様子をみなさまにもお伝えしましょう。
探検の殿堂に集まってくれた生徒会のみんなは、2学期に任命されたばかりの新メンバー。初めての場所、初めて会う他校の生徒たちに最初は緊張している面持ちです。
ずいぶん前から来て練習している生徒たちがいるな~と感心していたら、今回の総合司会役だった湖東中学校の生徒会のみなさんでした。
会場に設置されたフラッグ。
昨年の秋ごろから、学区内の小学校や中学校でまわしながら完成させていったそうです。
交流会は各学校の活動報告から始まりました。
3~4学校が同時に発表するので、各生徒会は一人ずつ違う学校の発表を聞いて質疑応答をかわします。2回ほど発表を繰り返したら、発表する学校が入れ替わります。
発表にあたり総合司会から
〇わかりやすくゆっくり話す
〇他の学校の迷惑にならない声の大きさ
〇発表の時間厳守
〇発表を聞く人は内容をよく聞いて、質問したり、相手の課題に対して「自分のとこはこうしてるよ~」と提案したりすること
というお達しがありました。大人でも心掛けたいお約束。
発表の様子をいくつかご紹介します。
永源寺中学校では、独自の取り組みである「しいたけ栽培」やあいさつ運動、三重県いなべ市にある藤原中学校との交流について発表してくれました。
しいたけ栽培をしてるなんて、私は初めて知りました。凄く面白そう、やってみたいな~。
発表を終えたら、「どうして他校と交流しようと思ったんですか?」という質問が!
自分たちの活動発表以上に、他校の生徒から飛んでくる質問に答えるのが一番緊張する!と言っていた生徒さんがいました。確かに、なぜその活動をしようと思ったのか、その過程で何が分かったのかなどの背景が分からないと、質問って応えられませんもんね。
永源寺中学校の生徒会のみんなは、「他校を知ったら、もっと自分たちの学校を盛り上げられると思うから」としっかり回答されていました
愛東中学校さんによる発表。
現代の中学生にとってもスマホのやりすぎや学校への持ち込みは悩みの種のようです。(私も耳が痛いです)こうやって学校全体で取り組んだら、一人だと難しいことも改善できていくんじゃないかと思うし、改善しようとする意識が素晴らしいです。ノーモア時間ドロボーは、今年から取り組み範囲が中学校区まで拡大されたそうです。
今回から滋賀学園中学校さんは今回が初!生徒会交流会参加だそうです。
私が見た限り、発表に合わせてパワーポイントの操作も生徒さんが担当していたのはココだけだったと思います。(※生徒さんが発表しつつリモコンでスライドを遠隔操作していた中学校さんがいらしたらすみません!)こういうのを見ると、生徒会メンバーが学校イベントの司会進行や裏方作業もこなしてるというのに説得力がでますね~。
多くの学校がパワーポイントで発表するなか、アナログな手法をとる中学校もありました。
聖徳中学校さんは、発表にあわせてキーワードを書いた紙をどんどんホワイトボードに貼っていってました。
箱に紙を入れる順番を間違えたら一大事です。
動いているものがあるとやっぱり目が引き寄せられます。
(集団ダンスで一人だけ止まってたら目立つ論理)
こちらは能登川中学校さんです。
写真を見ていて、やっぱりホワイトボードに張り出してあると一覧性があるなと思いました。紙と太いマジックさえあれば誰でも作れるというシンプルさも私はひじょうにすき大好きです
パワポはパワポで、動画を見せられたり、写真を切り替えたり、大きく映し出したりできますし、それぞれの媒体の特色が改めて分かりますね。
発表方法もそれぞれに個性があって、個人的にものすごく刺激になりました。
他にも、自転車のカギがつけっぱで困っているという学校に「毎月、カギ点検してるよ~」とアドバイスしてる風景が見られたりと、それぞれの学校独自の取り組みや悩みが聞けて大変興味深かったです。
残念ながら私の身体は一つしかないので、全中学校の発表は聞けなかったのですが…
活動報告の次は、マイボスによる探検の殿堂の説明&館内見学を行いました。
今回は西堀語録のなかから「異質の力でチームワーク」をピックアップ。学校や生徒会という集団の中に身を置くからこそ、このテーマが選ばれたのだと思います。他にも、なぜ探検の殿堂がここにあるのか、西堀さんとの関係などについてもお話がありました。
――――――――――――――――――――――――
西堀宅の暖炉のある居間を再現した記念室にもご案内して、西堀さんが実際に使っていた椅子にも座っていただきました。
館内見学の後は、西堀かるたを使ったかるたとり大会が開催されました。
座席は学校別ではなくバラバラ!なので最初はよそよそしかったみんなも…
かるたとりで次第にフレンドリーに。持ち札の数が分かるからでしょうか?白熱していました。
(背後から「あった!そこ~」とか言って惑わせたのは私です)
かるたとり大会後には、生徒会のみんなでオリジナルかるたの創作にチャレンジ!
テーマは夢・未来・挑戦です。
各班ごとにあ行、か行、さ行…を振り当てて、かるたの文章を創作。
その中から一つを選んでみんなの前で発表するというものでした。
この班は、全員で「き」のかるただけを創作すると決めて創作していました。
めっっっちゃ賢いな~と感心してしまいました。
確かに発表するのは一つだけなので、全員で同じひらがなに取り掛かった方が、芋づる式にたくさんの単語や案が生み出せそうです。(与えられた時間が短い場合とかは特に)これも協力の仕方だよな~と目から鱗の気分でした。
各班の力作です。他にも、「学校生活」や「生徒会」など、いま学生生活を送ってるからこそ出てくる単語が使われているかるたもありました。
ちなみにマイボスと私もオリジナルかるたを考案したので見てください。
私作。(字が汚い…)
むずかしい
ことほど燃える
価値がある
いかがでしょうか…
マイボス作。
丸だけが
正解じゃないよ
人生は
私のお気に入りは↑です。
こうして自分で考えて何かを創作するというのは面白いもんですね。。
こんな感じのワークシートがあると楽しいかもしれません
最後は記念撮影。
自分自身もとても勉強になったので、見学できて本当に良かったです。
各生徒会のみなさん、交流会で見たこと感じたこと学んだことを、ぜひこれからの学校生活・生徒会活動に活かしてくださいね。
生徒会のみなさん、先生がた、ほんとうにありがとうございました。
また探検の殿堂に遊びに来てくださいね~
市内中学校の生徒会会長と副会長が集まって、それぞれの学校での取り組みや活動を発表しあい、課題について意見を出し合って相互に交流を深めるのが生徒会交流会。一年に2~3回行われており、2018年度は探検の殿堂以外でも五個荘地区まちなみ保存交流館や、愛東地区の百済寺が会場となりました。
私は生徒会交流会なるものを知らなかったので、お邪魔にならないように見学させていただきました。その様子をみなさまにもお伝えしましょう。
探検の殿堂に集まってくれた生徒会のみんなは、2学期に任命されたばかりの新メンバー。初めての場所、初めて会う他校の生徒たちに最初は緊張している面持ちです。
ずいぶん前から来て練習している生徒たちがいるな~と感心していたら、今回の総合司会役だった湖東中学校の生徒会のみなさんでした。
会場に設置されたフラッグ。
昨年の秋ごろから、学区内の小学校や中学校でまわしながら完成させていったそうです。
交流会は各学校の活動報告から始まりました。
3~4学校が同時に発表するので、各生徒会は一人ずつ違う学校の発表を聞いて質疑応答をかわします。2回ほど発表を繰り返したら、発表する学校が入れ替わります。
発表にあたり総合司会から
〇わかりやすくゆっくり話す
〇他の学校の迷惑にならない声の大きさ
〇発表の時間厳守
〇発表を聞く人は内容をよく聞いて、質問したり、相手の課題に対して「自分のとこはこうしてるよ~」と提案したりすること
というお達しがありました。大人でも心掛けたいお約束。
発表の様子をいくつかご紹介します。
永源寺中学校では、独自の取り組みである「しいたけ栽培」やあいさつ運動、三重県いなべ市にある藤原中学校との交流について発表してくれました。
しいたけ栽培をしてるなんて、私は初めて知りました。凄く面白そう、やってみたいな~。
発表を終えたら、「どうして他校と交流しようと思ったんですか?」という質問が!
自分たちの活動発表以上に、他校の生徒から飛んでくる質問に答えるのが一番緊張する!と言っていた生徒さんがいました。確かに、なぜその活動をしようと思ったのか、その過程で何が分かったのかなどの背景が分からないと、質問って応えられませんもんね。
永源寺中学校の生徒会のみんなは、「他校を知ったら、もっと自分たちの学校を盛り上げられると思うから」としっかり回答されていました
愛東中学校さんによる発表。
現代の中学生にとってもスマホのやりすぎや学校への持ち込みは悩みの種のようです。(私も耳が痛いです)こうやって学校全体で取り組んだら、一人だと難しいことも改善できていくんじゃないかと思うし、改善しようとする意識が素晴らしいです。ノーモア時間ドロボーは、今年から取り組み範囲が中学校区まで拡大されたそうです。
今回から滋賀学園中学校さんは今回が初!生徒会交流会参加だそうです。
私が見た限り、発表に合わせてパワーポイントの操作も生徒さんが担当していたのはココだけだったと思います。(※生徒さんが発表しつつリモコンでスライドを遠隔操作していた中学校さんがいらしたらすみません!)こういうのを見ると、生徒会メンバーが学校イベントの司会進行や裏方作業もこなしてるというのに説得力がでますね~。
多くの学校がパワーポイントで発表するなか、アナログな手法をとる中学校もありました。
聖徳中学校さんは、発表にあわせてキーワードを書いた紙をどんどんホワイトボードに貼っていってました。
箱に紙を入れる順番を間違えたら一大事です。
動いているものがあるとやっぱり目が引き寄せられます。
(集団ダンスで一人だけ止まってたら目立つ論理)
こちらは能登川中学校さんです。
写真を見ていて、やっぱりホワイトボードに張り出してあると一覧性があるなと思いました。紙と太いマジックさえあれば誰でも作れるというシンプルさも私はひじょうにすき大好きです
パワポはパワポで、動画を見せられたり、写真を切り替えたり、大きく映し出したりできますし、それぞれの媒体の特色が改めて分かりますね。
発表方法もそれぞれに個性があって、個人的にものすごく刺激になりました。
他にも、自転車のカギがつけっぱで困っているという学校に「毎月、カギ点検してるよ~」とアドバイスしてる風景が見られたりと、それぞれの学校独自の取り組みや悩みが聞けて大変興味深かったです。
残念ながら私の身体は一つしかないので、全中学校の発表は聞けなかったのですが…
活動報告の次は、マイボスによる探検の殿堂の説明&館内見学を行いました。
今回は西堀語録のなかから「異質の力でチームワーク」をピックアップ。学校や生徒会という集団の中に身を置くからこそ、このテーマが選ばれたのだと思います。他にも、なぜ探検の殿堂がここにあるのか、西堀さんとの関係などについてもお話がありました。
――――――――――――
2019/01/19
マイボスが湖東図書館から面白い資料を借りてきてくれましたのでみなさまにもご紹介します。こちらは昭和44年(1969年)8月1日、今から約50年前に湖東中新聞委員会によって発行された「湖東中学新聞」です。
西堀宅の暖炉のある居間を再現した記念室にもご案内して、西堀さんが実際に使っていた椅子にも座っていただきました。
館内見学の後は、西堀かるたを使ったかるたとり大会が開催されました。
座席は学校別ではなくバラバラ!なので最初はよそよそしかったみんなも…
かるたとりで次第にフレンドリーに。持ち札の数が分かるからでしょうか?白熱していました。
(背後から「あった!そこ~」とか言って惑わせたのは私です)
かるたとり大会後には、生徒会のみんなでオリジナルかるたの創作にチャレンジ!
テーマは夢・未来・挑戦です。
各班ごとにあ行、か行、さ行…を振り当てて、かるたの文章を創作。
その中から一つを選んでみんなの前で発表するというものでした。
この班は、全員で「き」のかるただけを創作すると決めて創作していました。
めっっっちゃ賢いな~と感心してしまいました。
確かに発表するのは一つだけなので、全員で同じひらがなに取り掛かった方が、芋づる式にたくさんの単語や案が生み出せそうです。(与えられた時間が短い場合とかは特に)これも協力の仕方だよな~と目から鱗の気分でした。
各班の力作です。他にも、「学校生活」や「生徒会」など、いま学生生活を送ってるからこそ出てくる単語が使われているかるたもありました。
ちなみにマイボスと私もオリジナルかるたを考案したので見てください。
私作。(字が汚い…)
むずかしい
ことほど燃える
価値がある
いかがでしょうか…
マイボス作。
丸だけが
正解じゃないよ
人生は
私のお気に入りは↑です。
こうして自分で考えて何かを創作するというのは面白いもんですね。。
こんな感じのワークシートがあると楽しいかもしれません
最後は記念撮影。
自分自身もとても勉強になったので、見学できて本当に良かったです。
各生徒会のみなさん、交流会で見たこと感じたこと学んだことを、ぜひこれからの学校生活・生徒会活動に活かしてくださいね。
生徒会のみなさん、先生がた、ほんとうにありがとうございました。
また探検の殿堂に遊びに来てくださいね~
タグ :生徒会交流会
西堀榮三郎と伊吹山
マーケット市のご一行がご来館されました
探検の殿堂3Dプリントモデルと小原二三夫さん
ポスター展示発表してきました
南極観測隊とガリ版
田代安定さんのお孫さんとひ孫さんがいらっしゃいました。
マーケット市のご一行がご来館されました
探検の殿堂3Dプリントモデルと小原二三夫さん
ポスター展示発表してきました
南極観測隊とガリ版
田代安定さんのお孫さんとひ孫さんがいらっしゃいました。