ひしひしと

これは最近の馬堤溜の様子です。
桜が散り、たんぽぽが綿毛になったころ、やつらが帰ってきた。
そう、ヒシです。
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冬に池底に沈んだ種から発芽したヒシが、顔を出し始めました。
これからもっともっと増殖して、池を覆いつくすほどになるでしょう。

白いやつは、多分、散った桜の花びら(写真は何週間か前に撮影しました)
去年は、これを暖かくなると水面に浮かび上がって、寒くなると沈む植物だと思ってたけれど、今は、ヒシという一年草(種から発芽して一年以内に生長して花を咲かせた後は、種子を残して枯れる)という植物で、この季節に芽吹くのだと知っている。
ちなみに、ヒシには水面に浮いている葉と、茎をつなぐ葉柄(ようへい)という部分に膨らみがあり、その内部はスポンジのような構造になっているため浮き輪の役割を果たすそうです。
今度、池に落ちないように慎重に観察してみようと思います。