新年度もよろしくお願いいたします

巡り会う西堀榮三郎とドローンちゃん。
************
さて、本日が西堀榮三郎記念探検、2018年度の開館最終日でした。
長かったようで短くもあり、出会いもあれば別れもありな1年だったと思います。
新年度からは、月・火曜日・祝日が休館日となります。
開館は4月3日(水曜日)、10時からですので、ご注意ください。
それでは、新年度もよろしくお願いいたします

愛知川展示&ドローンちゃん04-おわり-





・
・
・



・
・
・



3月24日(日曜日)に、『ドローンが活躍!?夢はアユが楽しめる川!愛知川最新研究をさわってみよう!!』が終了いたしました。
来館者のみなさま。
展示に協力してくださったみなさま。
そして、一緒に展示を作ってくださった研究者のみなさま。
本当にありがとうございました



***************
非常に便利な反面、扱いにはデリケートさも求められるドローン。
ドローンは、電池切れになる前に操縦者の元まで帰還しますが、途中で力尽きる場合もあるそうです。
それが熱暴走。
気温が高い環境で稼働させつづける機体温度が上昇して
電池の残量が50%から、一気に3%に!
そしてブラックアウト!!
という恐るべき事態にもなるとか。
これが落下地点に人や建物のある状況で起きたら…考えるのも恐ろしいです。
海に墜落したドローンちゃんはかわいそうですが、そう考えると不幸中の幸いなのでした。
操縦技術だけでなく、ドローンが行って帰ってこれる環境かどうかを見極めるのも大事なのですね。
***************
愛知川展示がきっかけで、私自身もドローンとはどういうものかを知ることができました。
ありがとう、ドローンちゃん。
また会う日まで!!
何者かの足跡を発見


なんの変哲もないドア。
しかし、よく見ると……

何者かの足跡が!
完全に獣です。
おそらく、イタチかテン、ハクビシン、オコジョ、もしくはフェレットでしょう。
温かい場所を求めてドアを開けようとしたんでしょうか?
めちゃくちゃしっかり足跡が写ってます。
みなさんも、探検の殿堂にお越しの際にはこの足跡を探してみてください。
春やすみプログラミング体験イベント
23日(土曜日)と24日(日曜日)に、『春やすみプログラミング体験イベント』を開催しました。

体験イベントを通して、「プログラミングってこんなものだよ~」とお知らせするのが目的です。
ありがたいことに参加希望者が大勢いらっしゃいました

初めてプログラミング体験をする子もいれば、探検の殿堂の30分のロボット体験で興味を持ってやってきてくれた子も。色々な子どもたちが来てくれました。

今回のイベントでは、ロボットを何秒間動かす・方向転換させるなどの基本操作を体験してもらいました。
45分という時間だったので、みんな「まだまだやりたい!動かした~い!」という感じ。
名残惜しみつつ終了しましたが、もし興味があれば、ぜひ新年度のココロボにご応募ください。
新年度の科学探検隊ココロボは、4月以降、改めて各学校にチラシを配布いたしますので、今しばらくお待ちください。探検の殿堂公式サイトでも情報をアップしますので、市外の方は、そちらをご参照くださいませ。

東近江市の「広報ひがしおうみ」5月に探検の殿堂のココロボが特集で掲載されます!
ココロボの活動以外にも、今回の体験イベントも取材に来ていただきました。
写真撮影の様子を後ろからパシャリ。
もしかすると、5月号に乗っているかも!?
みなさん、ぜひご覧くださいませ
サルon the ロボット。
「このロボットはこんなこともできるよ~」と子供たちにも紹介。
障害物にぶつかったら後退して別の進路を行きます。

体験イベントを通して、「プログラミングってこんなものだよ~」とお知らせするのが目的です。
ありがたいことに参加希望者が大勢いらっしゃいました


初めてプログラミング体験をする子もいれば、探検の殿堂の30分のロボット体験で興味を持ってやってきてくれた子も。色々な子どもたちが来てくれました。

今回のイベントでは、ロボットを何秒間動かす・方向転換させるなどの基本操作を体験してもらいました。
45分という時間だったので、みんな「まだまだやりたい!動かした~い!」という感じ。
名残惜しみつつ終了しましたが、もし興味があれば、ぜひ新年度のココロボにご応募ください。
新年度の科学探検隊ココロボは、4月以降、改めて各学校にチラシを配布いたしますので、今しばらくお待ちください。探検の殿堂公式サイトでも情報をアップしますので、市外の方は、そちらをご参照くださいませ。

東近江市の「広報ひがしおうみ」5月に探検の殿堂のココロボが特集で掲載されます!
ココロボの活動以外にも、今回の体験イベントも取材に来ていただきました。
写真撮影の様子を後ろからパシャリ。
もしかすると、5月号に乗っているかも!?
みなさん、ぜひご覧くださいませ

サルon the ロボット。
「このロボットはこんなこともできるよ~」と子供たちにも紹介。
障害物にぶつかったら後退して別の進路を行きます。
タグ :ココロボ
ドローンちゃん03




なんとドローンは力尽きる前に、自分できちんと家(?)まで帰る能力を持っているそうです。
(考えてみたら、ロボット掃除機にも同じ機能があるので、結構ポピュラーなのかもしれません)
実際の地形を測量しようとしたら、フル充電25分のバッテリーだけではとても調査にならないので、何本もスペアを持っていくそうです。
(※3月20日追記)
↑の打消し線部分に関して、小倉さんより正しい情報をいただきました。
充電池が冷えてしまうとドローンが飛ばせなくなるので、淺野さんと小倉さんは持ち運びできる保温ケースを利用されていました。保温ケース以外にも、冷え切った充電池を温めるためにカイロを使うこともあるそうです!
なんと

しかし、こういった対策をしていても、立山の頂上(標高3,015 m)では寒すぎ&空気が薄いの2重苦でドローンは飛ばせなかったそうです。
探検の殿堂には、南極地域観測隊の方から提供していただいたドローンの空撮映像があるのですが、意外と夏期なら充電池が利用できるくらいの環境なのかもしれないな~と思いました。
小倉さま、ありがとうございました

(追記終わり)
そのうちドローンの充電池も小型・軽量化・長寿命化しそうですね。
―――――――――――――――――――
ちなみにドローンの着陸方法は、機体ごとに様々なやり方があるそうです。
ドローンちゃんのように、操縦者が手でキャッチする方法もあれば、静かに地面に着陸させたり。顔の両サイドに付いている白いのが、持ち手であり、足場でもあります。
ゆるゆるギャラリートークでは、着陸地点が平面かどうかを判断するドローンも見せていただきましたよ。平地だとそのまま自動で降下、障害物などを検知したら降下しないんです。
賢すぎる…

『ゆるゆるギャラリートーク』の感想記事
3月9日の『ゆるゆるギャラリートーク』にお越しくださった小原二三夫さんが、『愛知川最新研究にさわってみよう!』の感想をご自身のサイトにアップしてくださいました!
愛知川最新研究と地形模型たち
私は最初に雪山讃歌の碑文(?」)や記念室のハチの巣岩をご案内し、3Dプリントモデルや愛知川環境などの専門的なお話は小倉さんと淺野さんにお願いしました。
記事を拝見して、小原さんが『ゆるゆるギャラリートーク』によって、もの凄くたくさんの知識や経験を獲得されたことが分かり嬉しくなりました。
以下は小原さんの記事からの引用です。
――――――――――――――――――
今回は、なによりもバラエティに富んだ地形模型に触れてよかったです。そして、地形模型でただ形が分かるだけでなくて、その地形の出来方や変化の様子、また人の生活とのかかわりまで実際に触りながら考え知ることができて、とてもよかったです。
――――――――――――――――――
まさしく、『愛知川最新研究にさわってみよう!』という展示でみなさんに伝えたかったことの一つです
感涙
私も小原さんがいらっしゃって、3Dプリントモデルを「触る」ことで、どんなことが分かるのか、どんな利用方法があるのかを考える切っ掛けになりました。
小原さん、素敵な感想をありがとうございました
小原さんのサイトはこちらから↓
『小原二三夫の部屋』
「●コラム」では、小原さんが日々感じられたことや、博物館・美術館の展示の感想などがつづられています。
愛知川最新研究と地形模型たち
私は最初に雪山讃歌の碑文(?」)や記念室のハチの巣岩をご案内し、3Dプリントモデルや愛知川環境などの専門的なお話は小倉さんと淺野さんにお願いしました。
記事を拝見して、小原さんが『ゆるゆるギャラリートーク』によって、もの凄くたくさんの知識や経験を獲得されたことが分かり嬉しくなりました。
以下は小原さんの記事からの引用です。
――――――――――――――――――
今回は、なによりもバラエティに富んだ地形模型に触れてよかったです。そして、地形模型でただ形が分かるだけでなくて、その地形の出来方や変化の様子、また人の生活とのかかわりまで実際に触りながら考え知ることができて、とてもよかったです。
――――――――――――――――――
まさしく、『愛知川最新研究にさわってみよう!』という展示でみなさんに伝えたかったことの一つです

私も小原さんがいらっしゃって、3Dプリントモデルを「触る」ことで、どんなことが分かるのか、どんな利用方法があるのかを考える切っ掛けになりました。
小原さん、素敵な感想をありがとうございました

小原さんのサイトはこちらから↓
『小原二三夫の部屋』
「●コラム」では、小原さんが日々感じられたことや、博物館・美術館の展示の感想などがつづられています。
★西堀番組完成披露試写会★
本日、『西堀番組完成披露試写会』が開催されました

たくさんの方がいらしてくださいました、本当にありがとうございます。
東近江スマイルネットさんが取材にいらっしゃいました!
そちらもぜひチェックしてみてください。
試写会に参加された方から「イラストが動いてたよ~~」とお声がけくださいました。
実は、この西堀番組に私の描いたイラストが登場しています

私も今から見るのが楽しみです!
********************************************
東近江スマイルネットさんで西堀番組が放送されます!
【タイトル】
『西堀榮三郎ネパール ~遺したもの・継がれること~』
【放送期間】
2019年4月1日~7日
みなさま、ぜひご覧ください

********************************************
こちらがネパール弁当です。
ごはんの横にあるのが、じゃがいもやカリフラワー、ひよこ豆などお野菜のドライカレー。
左上にあるのは、ネパールの焼きそばで「チョウメン」と言います。
そして右上が「揚げモモ」。
日本でいう餃子のようなものらしいです。
ネパール弁当以外にも、ネパール珈琲やチャイ、紅茶などをお楽しみいただきました。
味覚の面でも、西堀さんが足跡を残したネパールを感じていただけたのではないでしょうか?
試写会にご参加くださった方々。
ネパールプロジェクト実行委員会の皆さま。
ありがとうございました

タグ :西堀番組完成披露試写会
ドローンちゃん02





(左:カワウ 右:トンビ)
私が愛知川調査を見学させていただいた日は、かなり風が強くて
「本当にこんな日にドローンって飛ばせるの!?」と半信半疑でしたが…
現場に行ってみたら、そんな状況でもドローンが飛んでいる!
それどころか、めちゃくちゃ優雅に飛行&安定していて、その性能に驚きました。
(小倉さんにお聞きしたら、風速10メートルくらいまでなら飛行可能らしいですが
大事をとって、風速7メートルを上限にしているそうです。
ドローンちゃんは大事にされているのです

むしろ、強い風+足場の不安定な河原ということもあり
人間の方が風にあおられて危なかったです。
すごいな~と感心する一方、鳥に襲われないように注意が必要なようです。
特にトンビとカワウは、よく喧嘩を売ってくるとか…
(鳥からしたら、何よこの子ぉ!?って感じなのかも。トンビとカワウのダブルアタックはかなり稀だと思いますが)
鳥に襲われるだけでなく、何かにぶつかったりしてドローンが落下してしまうと危ない!ので
安全面にも配慮して、常に操縦者自身の目で監視しながら操縦する必要があるそうです。
:::::::::::::::::::::::::::
ネットで調べてみたら、ドローンを使ってカワウの巣にドライアイスを投下して
卵の孵化を防いで、カワウによる漁業被害を軽減させたりする試みもあるみたいです。
ドローンちゃんの活躍の場は広がりますね

タグ :ドローンちゃん
ドローンちゃん




ありがたいことに、何度か愛知川調査を見学させていただけました。
実際にドローンを使っている小倉さんと淺野さんのお話は、めっちゃ面白いことだらけでした。
私が感じたドローンの面白ポイントを漫画?にしてみました。
伝統と信頼の擬人化です。
~~~~~~~~~~~~~~~~
いや~~、ドローンってすごい

グルグル傾けても、カメラは水平を保つ!
ゆるゆるギャラリートークでのドローン実演でも、みなさん驚かれていました。
その秘密は高性能ジャイロセンサー
(回転角速度の測定を実現する慣性センサーの一種…らしいです(⊙_⊙)?)
ジャイロセンサーのおかげで、「特定の方向を見続ける」以外にも、ドローンの飛行や風による振動(いわゆる手ブレのような画面のガタつき)が無い綺麗な映像が撮影できるようです。
ひと昔前は、ドローンにはカメラが一体化しておらず、自分たちでカメラを後付けした…という工夫話や試行錯誤のお話もお聞きしました。
それが今では、高性能なGPS機能が内蔵されているタイプまで発売されているとか。
まさに日進月歩の最新技術

タグ :ドローンちゃん
【追加展示】愛知川最新研究をさわってみよう!

現在開催中の『愛知川最新研究にさわってみよう!』の追加展示をお知らせいたします。
こちらは地形鮮明化プロジェクトさんからご提供していただきました。
ついこの間まで浅間縄文ミュージアムの企画展で展示されていた
雀島のダンボール模型!!です。
展示中の3Dプリントモデルは、ドローンで測量した地形データを3Dプリンタで印刷したもの。
ですが、専用の機械がなくても、ダンボールでモデルを作ることができるのです!
地形データを等間隔に輪切りにして積み上げたそうですよ。
何十枚ものダンボールが使われているのが分かりますね…
しかもこの模型は、2018年に小学5・6年生が作った力作!

地形鮮明化プロジェクトさんのこちらのページでは、工作ワークショップの様子がご覧いただけます。

2014年と2016年の雀島ダンボール模型。
いったい、何が違うか分かりますか?
こちらのダンボール模型は、触って、近くで観察して、グルッと360度見比べることができます。
2年間で、雀島がどのように変化したのか?
その原因は何なのか?
ぜひ推理してみてください。
小倉さんもギャラリートークに関するブログをアップしてくださっています。
こちらもぜひご覧ください


追加展示の設置中に、地域サロンの方がご来館してくださいました。
シャクリ釣りでアユを採ったことがある方も

「自分の子どものころは、あの川のあたりでこれくらいのアユが採れたな~」とお話ししてくださる方もいらして、聞いている私もすごく面白かったです。
この展示が話題が盛り上がるきっかけになれば嬉しいことです
